ヨチヨチ父 の商品レビュー
なんだか全般にモヤモヤしている子育てと自分の関係を、客観的に見たらなんかおかしくて、それでいて俺がんばってるなと思えた。小さい子供のいるお父さんが、今の自分を自分で認められる本。あと、赤ちゃんの描き方がすごくかわいい。
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そっかー。 母親はお腹に赤ちゃんがいる時からすでに我が子に愛おしさを感じまくっているけれど、父親は違うんだ。 赤ちゃんができてよかったことの一つに「嫁の実家での居場所」というのが笑った。確かに「孫を連れての里帰り」は気安かったなあ。「自分がみんなの目に入っていない気楽さ!」って...
そっかー。 母親はお腹に赤ちゃんがいる時からすでに我が子に愛おしさを感じまくっているけれど、父親は違うんだ。 赤ちゃんができてよかったことの一つに「嫁の実家での居場所」というのが笑った。確かに「孫を連れての里帰り」は気安かったなあ。「自分がみんなの目に入っていない気楽さ!」って笑える〜。 絵がカワイイし、あちこち共感できる。 でもママだって「ヨチヨチ母」なんだよぅ〜。 いっぱいいっぱいなの、分かってね。
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「パパは共感。ママは落胆。」という帯だけど、今やママよりはババに近い(予定はないが気分的に)私は、うんうん、そうだよねえと深く共感して読みました。父親だけでなく母親だって、赤ん坊が出現してはじめて、自分が「親であること」に直面し、ヨチヨチとつたなく歩き始めるわけで、副題の「とまど...
「パパは共感。ママは落胆。」という帯だけど、今やママよりはババに近い(予定はないが気分的に)私は、うんうん、そうだよねえと深く共感して読みました。父親だけでなく母親だって、赤ん坊が出現してはじめて、自分が「親であること」に直面し、ヨチヨチとつたなく歩き始めるわけで、副題の「とまどう日々」は共通のものだと思うのだ。 まあでも、母親の方がよりキビシク追い込まれるし、なにしろ必死なので、自分がヨチヨチしてると思う暇もないのが現実。で、いつの間にか「どんと来い!」的なカーチャンになってたりする。それでも、振り返ればなんとまあ、ドタバタあたふたしていたことかと感慨にふけってしまう。さらに考えてみれば、子どもたちが成人した今も、やはり初めてのことに直面し続けているのだからして、かつてほどの切迫感はないとは言え、やっぱりヨチヨチ歩いてるんだよねえ。 著者は、お子さんが少し大きくなった今になってやっと(上の子が小4)、子育ての日々のことを描く余裕ができたそうだ。そのあたりの距離感が、育児真っ最中の人でなくても共感できる要因の一つなんだろう。笑ったりしんみりしたりながら、もうそりゃ大変で、でも可愛くて、しかしまあ大変で、どわーっと過ぎていった子どもとの時間を思い出しました。
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『月刊 赤ちゃんとママ』誌に連載されていたイラストエッセイ。 ヨシタケシンスケさんの絵本が大好きなので、平積みにされている所を発見した時は「おっ!」と思ったのですが、手に取るのは少し躊躇ってしまったんですよね……。 なぜなら、某幼児用おむつメーカーが作った一本の動画が炎上し、...
『月刊 赤ちゃんとママ』誌に連載されていたイラストエッセイ。 ヨシタケシンスケさんの絵本が大好きなので、平積みにされている所を発見した時は「おっ!」と思ったのですが、手に取るのは少し躊躇ってしまったんですよね……。 なぜなら、某幼児用おむつメーカーが作った一本の動画が炎上し、お母さんたちの「ひどい!!!」という意見を数多く目にしている最中だったから。 その動画に対して「母親のしんどさばかりがクローズアップされていて辛い」「父親はどうした、なぜ手伝わぬ」みたいな指摘がかなりあったようなんですけど、育児で心身ともにボロボロになってる(なってた)お母さんたちの心の叫びも辛いし、非協力的だったり協力しようとして結果とんちんかんな感じになってるお父さんの話も辛いし、もう、私の頭がこの手の話題で軽くキャパオーバーを起こしているような状態だったんですよね。 だから、本書の帯の『パパは共感。ママは落胆。』という文言を見た時も、何となく「またそういう話なのかな……」と思い込んでしまい一旦保留。 でもやっぱヨシタケさん好きだしなあ、と一晩考えてから購入したのでした。 読んでよかった。 「父親目線の育児エッセイ」と聞いて思うのは、できない事や失敗に対する変な開き直りだったり、過剰なまでのお母さん賛美だったらイヤだなあ、という事なんですけど、全然そんなんじゃなかった。 そんなんじゃなかったし、育児の大変さだけでなく(いや確かに大変ではあるんだけど)面白さや驚きや愛しさや、つまりこの強大な大変さと取っ組み合うために絶対に欠かせないものが、いっぱいいっぱい詰まってました。 ヨシタケさんの描く赤ちゃんや子どもって、本当に普遍的。多分どこのお父さんお母さんが見ても「うちの子に似てる!」って感じるんじゃないでしょうか。 私がとっくに忘れていた娘の赤ちゃん時代のかわいさを、本書に思い出させていただきました。
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月刊MOE4月号にヨシタケシンスケさんが載っている。 驚いたことに、あたまのご様子やらその容姿が僕とすごく似ていらっしゃる。妻にも見せたところ、大笑いして「着ている服までそっくり」と言ってたから、似ていること間違いなし!また、インタビュー記事を読んでも共感することが多く、おそら...
月刊MOE4月号にヨシタケシンスケさんが載っている。 驚いたことに、あたまのご様子やらその容姿が僕とすごく似ていらっしゃる。妻にも見せたところ、大笑いして「着ている服までそっくり」と言ってたから、似ていること間違いなし!また、インタビュー記事を読んでも共感することが多く、おそらく人間のタイプが似ているのだろうな。 そのヨシタケシンスケさんの育児エッセイが本書で、面白く、懐かしく、ちょっと優しく読めました。赤ちゃんの絵も可愛く、過ぎ去った日をなつかしく思い出しました。
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