わかる仏教史 の商品レビュー
I 仏教誕生 1.仏教が生まれたころ 輪廻思想の流行 解脱へのあこがれ 出家の出現 2.ゴータマ・ブッダの生涯 試行錯誤の6年間の修行 目覚めた人(ブッダ) 説法を始めるー大いなる海へ 完全な涅槃に入るー大いなる死 3.ゴータマ・ブッダの仏教 中道という立場 四聖諦と縁...
I 仏教誕生 1.仏教が生まれたころ 輪廻思想の流行 解脱へのあこがれ 出家の出現 2.ゴータマ・ブッダの生涯 試行錯誤の6年間の修行 目覚めた人(ブッダ) 説法を始めるー大いなる海へ 完全な涅槃に入るー大いなる死 3.ゴータマ・ブッダの仏教 中道という立場 四聖諦と縁起説 無常と非我 仏法僧 出家の戒律 II 初期仏教 ギリシャ文化との融合 過去仏と未来仏の信仰 III 部派仏教 IV 大乘仏教 1.初期大乘仏教 2.中期大乘仏教 3.大乘仏教の哲学 4.密教と後期大乘仏教 V チベット仏教 VI 中国仏教 1.仏教の伝来 2.南北朝時代の仏教 3.隨唐時代の仏教 4.宋代以後の仏教 VII 日本仏教 1.はじめのころ 2.平安仏教 3.鎌倉仏教 4.室町時代から安土桃山時代の仏教 5.江戸時代の仏教
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社会階層や国家の在り方、ヒンドゥー教やギリシャ思想との交流から仏教の発展が描かれている部分は、仏教の専門家が書いたものとは異なる明解さがあり「わかる」ものになっている。 単行本から10年以上経って、文庫においての改稿もなされているのに、日蓮が殺されそうになった土地が、龍ノ口でなく...
社会階層や国家の在り方、ヒンドゥー教やギリシャ思想との交流から仏教の発展が描かれている部分は、仏教の専門家が書いたものとは異なる明解さがあり「わかる」ものになっている。 単行本から10年以上経って、文庫においての改稿もなされているのに、日蓮が殺されそうになった土地が、龍ノ口でなく滝の口となっているのはなぜなのか。(ほかのレビューを見ると親鸞についても疑問が呈されていた)。「わかる本」あるあるなのかもしれないが、日本についての記述は注意が必要かもしれない。
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