ようこそ文化人類学へ の商品レビュー
とても読みやすく面白かった。 生と死の境界は動くもの、当たり前と思っていたことがそうではなかった 当たり前を疑うことが文化人類学的な考え方であるならば、いわゆる「役にたつ」学問ではなくとも生きていく上で必要であり、人生を豊かにしてくれるものであると思った
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文化人類学の本についてはじめて触れたのですが、初心者向けに書かれた本ということで、とても読みやすかったです。 映画や漫画、小説作品を読んだ時に感じる共感や多様性への寛容さが生まれたような面白さを感じる本でした。 生活する上で新しい気づきを得るきっかけになる本になると思います。 ...
文化人類学の本についてはじめて触れたのですが、初心者向けに書かれた本ということで、とても読みやすかったです。 映画や漫画、小説作品を読んだ時に感じる共感や多様性への寛容さが生まれたような面白さを感じる本でした。 生活する上で新しい気づきを得るきっかけになる本になると思います。 「人為的な境界を設けて区切りをつける。これは人間の文化における最も根元的な特徴の一つと言っていいでしょう。」という一説がありました。 文化はこの本を通して人と人が快適に暮らすために生まれた境界のように感じました。 本来、境界は存在しない。 文化によって親や子供、性別、時間、場所、道具の認識は異なる。 場所によっては法律のように明確化されたものの場合もあるし、暗黙のルールで成り立っている場所もあり得る。 そして、他の場所に行くと、今まで当たり前だったことが当たり前ではなくなることもある。 そして「『そうあらねばならない』という必然性を身につけながら、『そうでなくてもよい』可能性を想像するのが私たち人間の特徴であり、それを経験しながら学ぶことが文化人類学の一つの目標」と合ったように、文化は個人の価値観にも影響を及ぼす可能性もありそうですし、俯瞰的にルーツを考える際にとても参考になる学問だと思いました。 また、俯瞰的に見る中でどういった行動の参考にもなるようにも感じました。
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文化人類学の入門書としてとても読みやすく面白かった!世界には日本人にはなかなか理解しがたい文化や考え方がある。反対に、日本人として生きる上では当たり前と思っていた概念が、世界の人から見ると必ずしもそうではないのだな、と考えさせられる。 もっと早く文化人類学を知っていれば大学で学ん...
文化人類学の入門書としてとても読みやすく面白かった!世界には日本人にはなかなか理解しがたい文化や考え方がある。反対に、日本人として生きる上では当たり前と思っていた概念が、世界の人から見ると必ずしもそうではないのだな、と考えさせられる。 もっと早く文化人類学を知っていれば大学で学んでフィールドワークに行ってみたかった。
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文化人類学の視点で世の中を見る。ということを非常にわかりやすく丁寧に表現してくれている。 この学問のおもしろい部分をおもしろく、かつ学生が親近感を感じやすいように表現されているところがいかにも「ようこそ」と触れ込まれているだけあった。
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