憧れの作家は人間じゃありませんでした(1) の商品レビュー
タイトル通り。タイトル以上。とても面白くて一気読みです。御崎先生の心情を思うと切なすぎて泣ける。異形だって感情はある。それと知っても御崎先生と対等に接することのできる夏樹の心の広さよ……!ラストも文句なし。続きも読みます。
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タイトルに惹かれたのでオーディオブックにて。キャラクター大賞をとった澤村御影さんのデビュー作の連作短編集です。テンポよく進んで、とても分かりやすかったです。 キャラクター大賞とったのもあり、登場人物達がとても魅力的でした。 吸血鬼って割とよくあるお話( 貶してないです )と思っていたのですが、キャラも金太郎飴ではなく素敵でした。 長い時を生きるのはきっと想像以上にしんどくて、悲しいのだろうなと。わたしだったらどうするのかな。 軽く読めますし、シリーズ展開しているので、続き読むのが楽しみです。
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人外と人間とのあれこれの作品は好きだし、登場人物の設定がなかなか好ましくて面白かった。テンポよく読みやすい。 一章 座敷童誘拐事件 二章 黒い犬事件 三章 女子大生監禁吸血事件 御崎禅(作家 吸血鬼)、瀬名あさひ(希央社 担当)、大橋伸宏(希央社 編集長)、林原夏樹(捜一異捜...
人外と人間とのあれこれの作品は好きだし、登場人物の設定がなかなか好ましくて面白かった。テンポよく読みやすい。 一章 座敷童誘拐事件 二章 黒い犬事件 三章 女子大生監禁吸血事件 御崎禅(作家 吸血鬼)、瀬名あさひ(希央社 担当)、大橋伸宏(希央社 編集長)、林原夏樹(捜一異捜刑事)、久条高良(和カフェ店主 化け狐)
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ハマった『准教授・高槻彰良の推察』の作家の過去作があったので読んでみた。この作家は、やはりそれぞれのキャラクター設定が秀逸!サクサク読める内容で楽しい。それ以上に登場するキャラが愛おしい。
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偶然ですが、4つ前に読んだ「妖奇庵夜話」によく似た設定だった。流行りなのかな。 一言でいえば、妖怪が妖怪がらみの事件を解決していくというもの。なぜかどちらも座敷童が登場。人気キャラなのかな。 「妖奇庵夜話」より、こちらのほうが軽め。 1冊で3話入っているので展開も早くサクサク進...
偶然ですが、4つ前に読んだ「妖奇庵夜話」によく似た設定だった。流行りなのかな。 一言でいえば、妖怪が妖怪がらみの事件を解決していくというもの。なぜかどちらも座敷童が登場。人気キャラなのかな。 「妖奇庵夜話」より、こちらのほうが軽め。 1冊で3話入っているので展開も早くサクサク進むし、とても読みやすい。 女性向けのライトノベルっぽい内容。 軽めの読み物が欲しいときには良さそう。 主人公は映画好きの新米女性編集者。 好きな映画を言ってみろと言われて次々に挙げるのだが、その中で「キサラギ」なんてマイナーな邦画が出てきて驚いた。 この作者とはいい酒が飲めそうだ。下戸だけど。 同じ著者の「高槻シリーズ」というのも読んでみようかな。 怪異っぽい話なのに、実際には怪異が出ない方が好みなんで。 そもそもなぜこの本を”アマゾンの後で買う”にポチっとしておいたのか、自分でも謎? マリモさんのレビューきっかけだったかなぁ。
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2022/11/21 読了 次男蔵書から 作家先生が、人外で、職業にちなんだ解決風味は薄い感じ。 映画のあれやこれやのくだりは、私が理解できているからなのか、楽しく読めました。
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難しいこと考えずに読める。 キャラクターの表現が漫画的なコミカルさがあり、想像しやすい。 ミステリーはあるけれど、推理要素は少ない気がする。そういっためんよりも、ストーリーとキャラクターの個性を楽しむ小説のような気がする。
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____例えばカフェの定員さん、例えばあなたの憧れの小説家が人ではなかったら……? 主人公は見た目も性格もとても平凡な女性、あさひ。しかし彼女には誰にも負けないことがある。それは御崎禅の書く小説の大ファンであることだ。この物語はあさひがその小説家の担当編集になるところから始まる。御崎禅に出会ったことであさひの人生は大きく変わっていく。彼女が巻き込まれる人と人ならざる者が共生する現代ファンタジーな世界にぜひ浸ってほしい。 この作品を読んで真っ先に感じるのは主人公の映画への愛だろう。2ページまるまるおすすめの映画で埋まるほどの語りを見てみてほしい。そこまでの彼女への印象がガラッと変わることだろう。しかしそれだけではない。あさひが抱える悩みや自信のなさはとても共感できる。ただの人間だからこそ、あさひの言葉や感情に読者が共感できる。ともに笑える。ともに泣けるのだ。あなたはきっと、小説のなかに入り込むような感覚を体験できるだろう。 最後に、読むときはハンカチを用意することをお勧めしたい。
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一気に読めた。 頭を空っぽにして、単純にストーリーを楽しむのにいい。 続きも出ているようなので、機会があったら読んでみようと思う。
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さらっと読める感じ。気が向いたら次の巻読もうかなーとは思うけど、ハマりはしなかった。 この作品の良いところは高槻准教授シリーズとつながっていて、怪異は実際に存在するという高槻先生にとってプラスな世の中であるということ、これだけだと物足りない。
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