読めば差がつく！若手公務員の作法 の商品レビュー

高嶋直人(著者)

2022/04/03

・腐ったら終わり。腐ったふりをしても終わり。
・明文化されていないルールにも気をつける。
・上司が必要とする支援を理解して主体的に行動する（フォロワーシップ）
・上司と部下は相互補完関係。部下の側も上司に気持ちよく仕事をさせる責任がある。
・二択で答えを迫る質問は悪い質問。
・上司の判断に納得がいかない場合は上司の感情を害さないよう配慮しながら意見を述べる。
・上司に意見を聞いてもらうために、日頃から信頼関係を構築しておく。
・意見を述べるときは、上司の決断を全面的に否定するのではなく、代案を提示する形で修正に導く。
・仕事を指示されたときに、いきなり質問攻めにしない。まずはいったん引き受けて、自分なりの腹案を持って相談する。
・「忙しい」と言っていると重要な仕事を任されなくなる。
・上機嫌に振る舞うこともスキルと割り切って習慣化する。
・職員の評判は親睦会幹事のような業務外活動も含めて総合的に作られる。

全体的に「上司目線」で書かれているためAmazonレビューでは否定的な評価も散見される。ただ、低評価を付けている人ほど、この本に書かれていることを実践した方がいいんじゃないかとも思う。組織の中で「我が道」を貫こうとすると、支持・信頼が得られずいつか行き詰まる。