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現代語訳 小右記 敦成親王誕生(4) の商品レビュー

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2020/06/13

一条天皇の死から三条天皇の即位まで。定子の死もこの間。政治的に道長の政権が安定し始める頃か。作者実資は比較的有力な家系なので配慮を示しつつも独自の立場を顕かにしている感じ。しかし中小貴族である程度名の残っている人物の生き方は難しそう。中の関白家に恩義ある人なら、道長に追従しつつも...

一条天皇の死から三条天皇の即位まで。定子の死もこの間。政治的に道長の政権が安定し始める頃か。作者実資は比較的有力な家系なので配慮を示しつつも独自の立場を顕かにしている感じ。しかし中小貴族である程度名の残っている人物の生き方は難しそう。中の関白家に恩義ある人なら、道長に追従しつつも、中の関白家への恩義を示さないといけない。それでこそ評価され、名も残る。貴族の人数も増えていくんで、かなりの能力が必要そう。(ISBN-13: 978-4642018197)

Posted byブクログ