追想の探偵 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
探偵もの、であるのに本職の探偵ではない。色々本を読んできたのに、雑誌の編集者の人探しという設定を初めて読んで、とても新鮮で面白かった。特撮物の雑誌のたった一人の編集者がここまでやれるのかって考えると、フィクションこの上ないのだけど、人物が魅力的に描かれてるせいか、のめりこんで読んでしまった。
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まあまあって感じかな? 業界の中の話っぽいのが読めるのは面白かったし、最後の話を封印する封印作品の秘密なんかは少しぐっときたけだ、それくらいかなー?
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期待もせずに、図書館の本棚からひょいと取り出して読み始めた。面白かった。読書は、だからやめられない。死者のいない推理小説とでも言おうか。ライトノベルながら作者の力量が伺える一冊。
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2021/04/20 読了。 図書館から。 著者作初。 ごりごりの警察小説の人だと思っていたので、 こういう作風のものも書くんだなーと。 特撮自体は詳しくないのでさらっとですが、 思い出と謎と切なかったり。 生きているのか亡くなっているのか分からなかった話が 面白かったで...
2021/04/20 読了。 図書館から。 著者作初。 ごりごりの警察小説の人だと思っていたので、 こういう作風のものも書くんだなーと。 特撮自体は詳しくないのでさらっとですが、 思い出と謎と切なかったり。 生きているのか亡くなっているのか分からなかった話が 面白かったです。
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「欺す衆生」から月村作品に入ったので、本作の昔日の特撮作品をこよなく愛する女性編集者、という設定は意外で、かつ全編を通しての特撮愛とハートウォーミングなストーリに少し驚きもあったが、やはり文章力が違うので、そんなことは些末なこと。主人公の人柄が素晴らしくよく描かれており、展開に無...
「欺す衆生」から月村作品に入ったので、本作の昔日の特撮作品をこよなく愛する女性編集者、という設定は意外で、かつ全編を通しての特撮愛とハートウォーミングなストーリに少し驚きもあったが、やはり文章力が違うので、そんなことは些末なこと。主人公の人柄が素晴らしくよく描かれており、展開に無理もなく、楽しく読書させてもらった。5に近い評価4で。
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普通に面白かった。小品だけど、読んで良かった。ハードなものからこんなハートウォームなものまで書けるって、月村了衛ほんとすごい職業作家ですね。 自分の仕事に誇りを持って、叩かれても叩かれてもあきらめずに前へ進む特撮界の女神 神部実花に叱咤激励されました。
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この作品は、少し変わっている。不思議な作品だ。しかも特撮物がそのテーマだ。しかも何十年も昔の時代の人探しをするのが主人公雑誌編集者の神部実花の仕事だ。かなりマニアックな作品だが、面白かった。1日もかからずに読み切った。最もこれぐらいの作品にはそれほど時間をかけても仕方がない。 し...
この作品は、少し変わっている。不思議な作品だ。しかも特撮物がそのテーマだ。しかも何十年も昔の時代の人探しをするのが主人公雑誌編集者の神部実花の仕事だ。かなりマニアックな作品だが、面白かった。1日もかからずに読み切った。最もこれぐらいの作品にはそれほど時間をかけても仕方がない。 しかし、月村了衛氏の作品としては珍しく人を殺す事がない作品だった。
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特撮の世界を舞台にした、人が死なない、けが人すら出ないミステリー。出版社勤務の主人公が、雑誌の特集記事を作るため、過去の様々な作品作りに携わった人たちを探し出す。ただそれだけの話しなのだが、ものづくりを仕事にしている人にはいろいろ感慨深い、いい話だった。
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月村了衛 著「追憶の探偵」、2017.4発行。連作短編6話。特撮旬報編集長の神部実花28歳がみんなの記憶に残る昔の特撮に関する記事を作成するため、その関係者に辿り着くまでの長い苦労の道のりを描いた作品。著者にしては地味な感じ(落ち着いた感じ?)が致します。新しい作風でしょうか・・...
月村了衛 著「追憶の探偵」、2017.4発行。連作短編6話。特撮旬報編集長の神部実花28歳がみんなの記憶に残る昔の特撮に関する記事を作成するため、その関係者に辿り着くまでの長い苦労の道のりを描いた作品。著者にしては地味な感じ(落ち着いた感じ?)が致します。新しい作風でしょうか・・・。
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登場人物のキャラクターが良かったのか面白かった 読み終わって続編を書いて欲しいと思った久しぶりの小説でした。
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