アメリカの大学に学ぶ学習支援の手引き の商品レビュー
大学で教育を受ける準備のできていない学生の学習力を高める教育の歴史(アメリカ)とそれを踏まえて日本での実情(2017年時点)と展望について。細かく見ていけば完全に準備ができている学生はほとんどいないが,自分で補完したり仲間と協力したり,あるいは諦めたりなどで対応するのが一般的か。...
大学で教育を受ける準備のできていない学生の学習力を高める教育の歴史(アメリカ)とそれを踏まえて日本での実情(2017年時点)と展望について。細かく見ていけば完全に準備ができている学生はほとんどいないが,自分で補完したり仲間と協力したり,あるいは諦めたりなどで対応するのが一般的か。それができない場合,休退学につながりやすい。組織的に対応するということは組織にとって利があるから。学習支援という字が表すように学習者の主体性を引き出せないと難しい部分がありそうだ。大学に行かなくても充実した人生を送れることを示した方がいいかもしれない。社会に出るまでの学ぶ期間が長すぎるのだ。人生100年時代と呼ばれるようになったら,中年期後期(子育て一段落期)に学び直す機会が求められるかも。その学び直す期間の生活の不安を拭うためにはフィンランドモデルなのかもしれないが,国の規模が違うものな。
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