夜型人間のための知的生産術 の商品レビュー
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道楽とは自分のためにすること、職業とはヒトのためにすること=夏目漱石。 記憶は夜に定着する。夜寝ている間に頭の中で最適化する。 『福翁自伝』=夕方食事のときに酒を飲んで、一眠りして書を読む。10時から夜明けまで。 デカルトの死因は無理な早起き。 『学問のすすめ』『氷川清話』 新書は情報を得るため。1冊30~60分で。わかっている部分や脇道は読み飛ばす。
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忙しいのに、著者はどこでどうやって時間を作っているんだろう?そんな事を考えながら読んでました。多分、効率的に生きているんだろうな。。 視点の多さが知的ということ、というのはハッとした。勉強して一つの考え方を覚えてしまうとそれにこだわってしまったりするが、まだまだそこから。著者のよ...
忙しいのに、著者はどこでどうやって時間を作っているんだろう?そんな事を考えながら読んでました。多分、効率的に生きているんだろうな。。 視点の多さが知的ということ、というのはハッとした。勉強して一つの考え方を覚えてしまうとそれにこだわってしまったりするが、まだまだそこから。著者のように引き出しを増やしたい。
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研究され尽くした平易な文体と構成で読みやすく理解しやすい。夜の読書を勧められてまんまと引っかかりこの作者の本を手にとるようになった。策士である。
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身に覚えのある話が多くて、自分も典型的な夜型人間だと確信した。夜型を肯定してもらえて嬉しい。昼と夜で取り組むことを分けて実践してみようと思った。 ・読書は生きる土台。教養を育てることで人間をより人間らしくする。 ・夜の読書は長編をじっくり味わう。新書のように新しい知識を吸収するも...
身に覚えのある話が多くて、自分も典型的な夜型人間だと確信した。夜型を肯定してもらえて嬉しい。昼と夜で取り組むことを分けて実践してみようと思った。 ・読書は生きる土台。教養を育てることで人間をより人間らしくする。 ・夜の読書は長編をじっくり味わう。新書のように新しい知識を吸収するものは集約的に短時間で読む。 ・読書量は語彙力の差になり、言葉の深さが変わる。わかりやすい説明ができるようになる。 ・夜は発想力、想像力が羽ばたく時間。アイデアをつなげることで、新たな切り口、視点が生まれる。
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「朝至上主義」に疑問をもつ著者。 昼間は仕事に忙殺され、夜は疲れて寝てしまう、あるいはつい飲みにいってしまう。しかし、「仕事」と「知的でない時間」で一日が構成されてしまうと、「知的でない人生」を生きていくことになる。それは、もったいないことだと思う。という。 これに、ぞわわとし...
「朝至上主義」に疑問をもつ著者。 昼間は仕事に忙殺され、夜は疲れて寝てしまう、あるいはつい飲みにいってしまう。しかし、「仕事」と「知的でない時間」で一日が構成されてしまうと、「知的でない人生」を生きていくことになる。それは、もったいないことだと思う。という。 これに、ぞわわとしてしまった。まさに今の自分はこんな「知的でない人生」を送りつつある。 著者を含む夜型人間の、夜の知的な過ごし方指南の本。夜読書をすすめ、偉人の夜型エピソードを紹介し、それでも読書に苦手意識のある人には、テレビ・ラジオ・ネット等もすすめる。とにかく夜に知的なインプットをする方法を紹介している。 そのインプットをもとに、アウトプット「知的生産」(=アイデアを生み出す方法)を伝授する。 世代を問わず、発想は夜にはばたくのだそうだ。手書きのすすめ。量が質を作る話。 どの話、どの方法にも、テレビ等でも活躍する著者らしいエピソード、有名人や歴史上の人物の著作からの引用が豊富に散りばめられていて読み物としても楽しい。著者の読書量もうかがい知れ、夜読書の効能を眼前にすることになる。 夜型人間の私にピッタリの本。あぁ、明日はまた早く起きねばならぬ。
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齋藤孝さんの本は2冊目です。 この人500冊以上本を出されているんですね、すごい。 この本は「夜型の方が良いよ!」というより「朝型至上主義に捉われる必要はないよ!」といった内容です。 最近読んだ本で言うと『孤独の価値』『家族という病』『集中力はいらない』などに少し似ていて、世の中...
齋藤孝さんの本は2冊目です。 この人500冊以上本を出されているんですね、すごい。 この本は「夜型の方が良いよ!」というより「朝型至上主義に捉われる必要はないよ!」といった内容です。 最近読んだ本で言うと『孤独の価値』『家族という病』『集中力はいらない』などに少し似ていて、世の中で絶対的・普通とされているものに疑問を持つよう促してくれるものでした。 僕は映画・本が趣味ですが、ここのところ「本」に偏っていたように思います。とくに古典に惹かれ…
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日中のしがらみから解放された夜の時間帯は,インプットにせよアウトプットにせよ,頭を使う活動に向いているという趣旨。わかります。頭脳作業は朝か夜かというと,朝は気ぜわしく,その日に控えている用事を考えると落ち着かず,断然夜がよい。とは言え,時間が自由に使える職に就いていないと難しい...
日中のしがらみから解放された夜の時間帯は,インプットにせよアウトプットにせよ,頭を使う活動に向いているという趣旨。わかります。頭脳作業は朝か夜かというと,朝は気ぜわしく,その日に控えている用事を考えると落ち着かず,断然夜がよい。とは言え,時間が自由に使える職に就いていないと難しい。贅沢なことは言えませんね。
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意見には同意だけど中身が薄すぎる。ワタシは夜こんな過ごし方をしています。 夜に勉強、アウトプットするとこんな良いことがあるというのが散発的に書いてある。 理論だって無いからあまり好きではないのかもしれない。 一部良い事は言っている。それにしても薄すぎる。1時間もかからずに読めてしまう。 読書は書いた人の話を聞くというイメージで読む 本には「情報を得る本」と「影響を受ける本」の2種類ある。前者はサクッと読むことができて、後者はじっくり読むべき。これは前者
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早起きは三文の徳。夜更かしが良いなどと勧める本は皆無の中、あの齋藤隆大先生が自らの夜型人間を告白し、夜間の思索の効用を説く。世の中には、どうにもこうにも朝型は無理という人がいる。齋藤氏によれば、夜だからこそ強要は磨かれ画期的なアイデアが沸き上がるという。日陰に追いやられていた夜型...
早起きは三文の徳。夜更かしが良いなどと勧める本は皆無の中、あの齋藤隆大先生が自らの夜型人間を告白し、夜間の思索の効用を説く。世の中には、どうにもこうにも朝型は無理という人がいる。齋藤氏によれば、夜だからこそ強要は磨かれ画期的なアイデアが沸き上がるという。日陰に追いやられていた夜型人間に光を当て復権を促す一冊。夜という静かで脳が働く貴重なひと時。今宵はひたすら思索に耽ってみたい。
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齋藤孝さんの本は2冊目です。 この人500冊以上本を出されているんですね、すごい。 この本は「夜型の方が良いよ!」というより「朝型至上主義に捉われる必要はないよ!」といった内容です。 最近読んだ本で言うと『孤独の価値』『家族という病』『集中力はいらない』などに少し似ていて、世の...
齋藤孝さんの本は2冊目です。 この人500冊以上本を出されているんですね、すごい。 この本は「夜型の方が良いよ!」というより「朝型至上主義に捉われる必要はないよ!」といった内容です。 最近読んだ本で言うと『孤独の価値』『家族という病』『集中力はいらない』などに少し似ていて、世の中で絶対的・普通とされているものに疑問を持つよう促してくれるものでした。 僕は映画・本が趣味ですが、ここのところ「本」に偏っていたように思います。とくに古典に惹かれ… この本の著者のようにいろんな媒体からどんどん吸収したいです。 というわけで、映画をもっと観たい! テレビを見ようとは思いません。
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