目でみる機能安全 の商品レビュー
筆者の神余(カナマル)氏は産業機器の雄、三菱名古屋出身。機能安全というコンセプトについて、家電、鉄道、車、エレベータ、ロボットの各分野の実例を紹介。 鉄道の自動停止装置の歴史、エレベータの安全性と高速運行、ロボットの協調制御等、特に面白かった。 一部の図版にホームページからのコピ...
筆者の神余(カナマル)氏は産業機器の雄、三菱名古屋出身。機能安全というコンセプトについて、家電、鉄道、車、エレベータ、ロボットの各分野の実例を紹介。 鉄道の自動停止装置の歴史、エレベータの安全性と高速運行、ロボットの協調制御等、特に面白かった。 一部の図版にホームページからのコピーをそのまま使っていて非常に見にくいのが惜しい。
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IEC61508の製品事例を分野ごとに紹介したもの。 ステップ1;本質的安全設計 ステップ2;安全保護および付加保護方策 ステップ3;使用上の情報 ISO26262の主な安全活動に対し、随分と観点が異なることが分かった。 ISO26262は電気電子の故障を想定し意図機能...
IEC61508の製品事例を分野ごとに紹介したもの。 ステップ1;本質的安全設計 ステップ2;安全保護および付加保護方策 ステップ3;使用上の情報 ISO26262の主な安全活動に対し、随分と観点が異なることが分かった。 ISO26262は電気電子の故障を想定し意図機能の冗長化か、監視機構とフェールセーフの作り込みが中心になっている。 つまり、IEC61508のステップ1ー3は、ISO26262のアイテム定義に包含され、主だった安全活動に落とし込まれていない。 ただし、自動車の機能が高度化するにつれ、IEC61508の安全設計の重要性が増すと思われる。 その時にやっとSTMPなどのシステムズエンジニアリングが日の目を浴びるのだろう。
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