1,800円以上の注文で送料無料

あのころ、早稲田で の商品レビュー

3.5

6件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2019/11/12

「あのころ、早稲田で」ではなく「あのころ、あたしは」な私的エッセイで、早稲田学生運動の記録を期待するとがっかりする。 有名人の名前をちりばめただけの、「学園紛争」という呼び方をする立場の人が書いた自分語り。 【読むんじゃなかった大賞】にノミネート。

Posted byブクログ

2018/03/09

20180309 中島義道さんが気に入っている作家という事で興味を持って読んでみた。大学の先輩でもあったのだとタイトルを見て知った。自分は更に20年な後輩だが雰囲気が共有できたのは80年代は60年代をリスペクトしている人が多かったからかも知れない。リレーのようだが次はゴチエーさん...

20180309 中島義道さんが気に入っている作家という事で興味を持って読んでみた。大学の先輩でもあったのだとタイトルを見て知った。自分は更に20年な後輩だが雰囲気が共有できたのは80年代は60年代をリスペクトしている人が多かったからかも知れない。リレーのようだが次はゴチエーさんを読んでみようと思う。

Posted byブクログ

2017/12/30

大学闘争の頃のいち大学生はどういう思いで大学に通っていたのか。村上春樹の小説から推測するより具体的なエピソードでした。

Posted byブクログ

2017/09/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

著者、いつまでも50代くらいの気がしてたけど1946年生まれってことは70過ぎてるってことに驚く。 タモリと吉永小百合(ともに早稲田)より一個下。 学生運動まっさかりの時にまさに学生だったわけで、 社会研究部に所属して、文学研究会と部室をシェアした関係でそこでさまざまな個性的な仲間との出会いがあり、刺激的な(私からみれば)学生生活を満喫している。 勝手にあまり人づきあいが得意でない孤高の人というイメージがあったんだけど、いやいや男女問わずいろいろな関係性の友人がいていまでもその付き合いは続いてる様子で、 けっこう話しやすくで親しみの持てる人なのかもしれない。(それでも知的で自分の意見をもっている人に限られると思うけど) ”エクボが可愛いね”と言われたように学生時代の写真をみると笑顔がかわいいものね。(プロポーズもされてた!) 60年代の空気がその文章と写真からばんばん伝わってきて なんか濃密な時間だったんだろうなと思い、うらやましくもあっった。 学生運動で命を落とした人といえば東大生の樺美智子しか知らなかったけど、京大生の山崎博昭氏、奥浩平氏など今回知った事実も多し。 あとTV番組””アップダウンクイズ”にも出演してたことを 恥ずかしい事として明かしていた。最初で最後のテレビ出演だったんだろう。見てみたかった~。

Posted byブクログ

2017/07/22

予想を超えてかなり私的な記録である。特に著者の学生時代の失恋のエピソードが書かれているのは初めてではないか。1965年-70年の東京の大学生の文化シーンの貴重な覚書である。

Posted byブクログ

2017/04/13

【60年代というトンネルの出口は嵐だった】バリケードとデモ、アジ演説がキャンパスを占拠した、あのころ。思想とサブカルチャーの狭間で揺れ動いた60年代後半を描く回想記。

Posted byブクログ