建築から見た日本古代史 の商品レビュー
天智天皇と天武天皇がいる兄弟という説、おもしろい。 天智天皇と天武天皇の確執、その後の壬申の乱へのドラマ、天武天皇を引き継いだ天智天皇の娘である持統天皇…この流れの考察は納得感があり勉強になった。 天智天皇の娘で、天武天皇の妻で、万世一系神話を生み出した。持統天皇がこんなに興味深...
天智天皇と天武天皇がいる兄弟という説、おもしろい。 天智天皇と天武天皇の確執、その後の壬申の乱へのドラマ、天武天皇を引き継いだ天智天皇の娘である持統天皇…この流れの考察は納得感があり勉強になった。 天智天皇の娘で、天武天皇の妻で、万世一系神話を生み出した。持統天皇がこんなに興味深い人物だったとは。 事実の羅列でしか知らなかった歴史に厚みが生まれ、物語を感じた。
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建築から切り込む斬新な歴史叙述がおもしろかったです。が、論理が飲み込めないところがありました。申し訳ありません。
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本書は、主として建築の観点から奈良時代の大王(本書では、天武天皇より前を大王と表記)の歴史を読み解いていく。新書ながら300ページ超のボリュームで、読みごたえがありました。最も興味深かったのは、やはり持統天皇ですね。自ら産んだ子を天皇にするために、自らを神格化し、伊勢神宮の第1回式年遷宮で建築様式まで変えてしまうという。随所に奈良時代の教養の知識も満載です。
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