はやぶさ新八御用帳 新装版(三) の商品レビュー
聞こえたのは飴屋の音。 冤罪だというのに抵抗する事もなく、きちんと罪を償ってまで帰り離れていったのは全てを知っていたからかもな。 何があるか分からないから戻ることは危険だろうが、それでも大切な女の姿が見えないと心配すべきだろう。
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ほっこりしたものから、ほろりとするもの、 そして怒りを覚えるものまで。 一見すると飛び切りの悪女に思えた人が 実は駒にしかすぎず、もはやその命をも 消えようとしていたということ… しかも本当にその女性は恋をしていたんですよね。 でも相手は単なる遊びでしかなかったということ。 命を落としてしまったその女性の無念を晴らすために 新八郎はあることをやってのけます。 うん、そのバカ男はプライドズタズタだわ!! この形態、いいね!!
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「江戸の竜巻」は大名家の落とし子の双子の兄弟 「幽霊の仇討」は地方から許嫁と上京した武士の仇討 「狐斬り」は謡曲師の妻と弟子 「河童と夕顔」は漁師と釣り好きの侍 「狸の心中」は薄幸の佳人の恋 「又右衛門の女房」は地震に遭った刀剣屋の女房 「江戸の水仙」は島流しから帰ってきた父と子どもたち 「松平家の若殿」は5歳の若殿が生き別れた母と会う 町方で起きた事件の吟味をするのが町奉行の仕事なら、大名家で起こった事件から町方と大名家を跨った事件まで、さまざまな事件を扱う内与力のはやぶさ新八だが、又右衛門の女房だけが毛色がちがう。ここでは新八と妻の間のやりとりから、妻に優しい新八が浮かぶ。
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内容(「BOOK」データベースより) 地震が続く江戸。南町奉行所も対応に追われる中、刀剣鑑定の名家に嫁いだ高木良右衛門の娘が「離縁」を言いだした。困惑する高木は新八郎にその話を漏らす。時を同じくし鑑定家に持ち込まれた名刀をめぐり大事件が起こる。表題作「又右衛門の女房」ほか、次々...
内容(「BOOK」データベースより) 地震が続く江戸。南町奉行所も対応に追われる中、刀剣鑑定の名家に嫁いだ高木良右衛門の娘が「離縁」を言いだした。困惑する高木は新八郎にその話を漏らす。時を同じくし鑑定家に持ち込まれた名刀をめぐり大事件が起こる。表題作「又右衛門の女房」ほか、次々に起こる怪事件に新八郎が対峙する。シリーズ第三弾。 平成29年1月5日~10日
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怪士の跋扈する江戸に、新八郎の名手腕が光る! 刀剣鑑定の名家に嫁いだ高木良右衛門の娘が「離縁」を言いだした。時を同じくし鑑定家に持ち込まれた名刀をめぐり大事件が起こる。表題作「又右衛門の女房」ほか七篇を収録。江戸の粋と人情、人気シリーズ第三弾。
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