はじめての競売 の商品レビュー
今月の1冊目。 ところどころ粗い画像が掲載されており、若干手抜き感があったのが残念。それ以外は読み物として面白く、競売をやってみたいなと思いました。
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40年間の不動産業界歴を生かした、競売取引を得意とする「不動産セカンドオピニオンサービス合同会社」の塾長が、かつては一部の不動産関係者が取り扱うイメージがあった競売に、一般投資家も参入できるようにと、初歩的なことから紹介した指南本。 自らの借金や、様々な理由により、持ち家や土地...
40年間の不動産業界歴を生かした、競売取引を得意とする「不動産セカンドオピニオンサービス合同会社」の塾長が、かつては一部の不動産関係者が取り扱うイメージがあった競売に、一般投資家も参入できるようにと、初歩的なことから紹介した指南本。 自らの借金や、様々な理由により、持ち家や土地、資産を差し押さえられ、競売に至った物件に目をつけ、高利回りの不動産を手に入れようという自分本位の考え方だけではなく、自分の持ち家等が競売にかけられて、不安になっている債務者の救いになるような取引ができるよう配慮した、債務者との面談の方法や、入札時に他の入札者と同額にならないように金額を設定するという実務的なことが勉強になった。 物件の選び方や3点セット(物件明細書、現況調査報告書、評価書)の見方については、初歩的な内容で、これまで不動産投資をしたことがある人であれば、ほぼ知っている内容だった。 それでも、評価者による特記事項の情報は、実際に物件を見に行ったり、債務者からの聞き取りによって作成されたとはいえ、評価者によって違ってくるという。外観以外の情報が取りにくい競売であっても、入札前にできるだけ債務者からの情報を直接聞きたいなと思った。 今や競売は、一部の不動産関係者だけの入札ではなく、一般の投資家もどんどん参入している。物件の情報源を多くして、リスクを抑えながらも大胆に行動して、関わる人みんなにメリットがあるような不動産投資をしていきたい。
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