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銀行はこれからどうなるのか の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2024/04/29

2017年の本なので、いまでは古い記載もあるものの、銀行というレガシーな業界でも進化していることが実感できた。フィンテックとすら最近は耳にする頻度減りましたね。 JAやネット銀行についても少しだけではあるが記載があるのが良い。当時の状況把握には良く、今後どうなるのか?を読者が考え...

2017年の本なので、いまでは古い記載もあるものの、銀行というレガシーな業界でも進化していることが実感できた。フィンテックとすら最近は耳にする頻度減りましたね。 JAやネット銀行についても少しだけではあるが記載があるのが良い。当時の状況把握には良く、今後どうなるのか?を読者が考えるにはちょうど良い素材。

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2018/12/28

銀行の現在の状況と将来のあり方についてよく理解できた。地銀は相当厳しいんだろうなと思った。最近、スマホ決済のサービスが増えてきているが、預金(個人のお金)をどう集めて、どう活用するのかという文脈でサービスを見ると、各社の戦略が見えてくるなと思った。

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2018/03/11

銀行業界のお勉強のために。 銀行の今、これから、世界の動き、テクノロジー業務の動き、日本の新興銀行の動きなどわかりやすくまとまっていて読みやすかった。 銀行ってなんなんだろうな〜〜(^ ^)

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2017/07/09

今後の地銀の在り方、世の中がどのように変化して行っているかが簡潔にまとまっていて非常にわかりやすい。

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2017/05/27

銀行はこれからどうなるのか 2017/3/27 著:泉田 良輔 銀行の今後の姿やFin Techを理解する上でカギとなりうるのは次の2点。ひとつは個人預金の行方。もうひとつは「デジタル・ウォレット」を誰が担うのかということである。銀行の再編やFin Tech関連のニュースも、こ...

銀行はこれからどうなるのか 2017/3/27 著:泉田 良輔 銀行の今後の姿やFin Techを理解する上でカギとなりうるのは次の2点。ひとつは個人預金の行方。もうひとつは「デジタル・ウォレット」を誰が担うのかということである。銀行の再編やFin Tech関連のニュースも、この2つが背景を読み解いていく手がかりとなる。 日本の銀行は、バブル経済崩壊に伴う不良債権処理から脱却したものの、将来の見通しのなさでいえば、かつてないほどに追い込まれている。①貸出先や運用先がない②預金の魅力がない③異業種との競争環境激化④規制の複雑化とその管理の難しさ⑤大きすぎて変われない。上記の5つの困難の中で筆者は銀行の見洗いの姿を①モバイル型②プライベートバンク型③投資銀行型④クラウド型の4つのタイプに分類した。銀行は将来この4つの銀行のいずれかを追及もしくは、全てのタイプを追及する銀行も出てくる。 本書の構成は以下の6章から成る。 ①私たち銀行の関係はどう変わるのか ②銀行のいまを知る ③銀行のこれからを考える ④世界の銀行はすでに動き始めている ⑤金融にシリコンバレーがやってくる ⑥日本の銀行が向かう先にあるもの このような急激に変わる金融業界 私たちは常に目の前のことに真摯に向かうのみです!! もちろん大切である。 しかし、確実に到来する事実に目を背けることは許されない。 変化を感じ変化を読みその上で目の前のことから着実にこなしていく。そのためには組織に属する一人一人が受動的ではなく、能動的に情報を取りにいき、どう動くべきかを共に考え、時には先読みしてぶれることのない程度に動き出す必要がある。 スピード感。 今までも大切であったが、これからますます大切になることは間違いない。

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2017/05/14

銀行は投資先の目利きとしての役割でしか生き残れない。メガバンクは給与口座になってて個人預金を集められるから、しばらくは大丈夫かもしれない。

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2017/05/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

銀行がこのままということはないのだろうが、小売業による金融への進出に親和性があるらしい。fintechが何をもたらすのか。既存の金融機関の淘汰か。別次元からの参入による巨大企業の登場か。

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2017/05/12

金融という世界が、テクノロジー(フインテック)という別の世界からの影響により、どのように変化してきているのかが分かり易く書かれています。そしてそれにより、日本の銀行はどのような対応を迫られるのか。銀行のこれからというよりも、それを包括する金融という世界の将来について知ることができ...

金融という世界が、テクノロジー(フインテック)という別の世界からの影響により、どのように変化してきているのかが分かり易く書かれています。そしてそれにより、日本の銀行はどのような対応を迫られるのか。銀行のこれからというよりも、それを包括する金融という世界の将来について知ることができます。ここ数年で、個人としても感じるほど、お金にまつわるテクノロジーの変化が激しいということを、本書を読んで振返り驚いています。ICカードや、銀行のモバイル化、アマゾンのサービスの進化、背景ではそれ以上の激変が起こっていること。今後の資金という問題について、今までの銀行という常識だけで考えていてはいけないと思わされました。

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2017/05/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『捨てられる銀行』に続き、更に地方銀行に追い打ちをかける本。 これまで寝てても個人預金が集まり過ぎて運用難で困っていた地方銀行が、FinTechの進展により、今度は一転個人預金が剥げ落ち経営難に陥るかも?という予言の書。  具体的には、中国のAlipay  https://intl.alipay.com/ や Wechat Pay https://pay.weixin.qq.com/index.php/public/wechatpay に近い「デジタル・ウォレット」(銀行口座、クレカ、プリペイド、ポイント、仮想通貨などを一元管理できるツール)が出現すると、そちらに預金=「決済」機能を奪われ、未だに預貸業務中心の地銀は存続の危機に陥る、という話。さあ、どうでしょう?

Posted byブクログ