走れ!みかんのかわ の商品レビュー
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〝ある処に蜜柑が暮らしておりました。ある日の朝は、いつもと違っていました 「あ~~~~~っ!! 実がいなくなっちゃった!!!!」 そういえば・・・蜜柑の実が「ぼくたちも、たまには外に出てみたいなぁ」と言っていたことを思いだしました。「あいつら~~~! 外の世界は危ないんだぞ!」・・・蜜柑は、いや、蜜柑の皮は、皮を探しに走りだしました・・・〟リンゴやバナナ、馬や猿たちと出会いながら疾走する蜜柑の皮の冒険スト-リ-は、おとな子どもも、笑って愉しめる奇想天外な絵本。
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あの『伝染るんです』の吉田さんの絵本なので、ものすごくシュールだったらどうしようと怖いもの見たさの緊張w 朝起きて、中の実が家出したことに気がついたみかんの皮は実探しに出発。 途中で同じく中の豆に出ていかれてしまったピーナッツを指差して7歳の息子は「あーっ!」と嬉しそうw 最初はあまり絵から吉田さんテイストを感じなかったけれど、瀕死のバナナの皮の表情と人間の子どもの絵は見慣れた吉田さんの懐かしい安心感。お母さんの言いつけを守る良い子なのもほっこりする。 シュールな設定と平和な世界が絶妙のコントラストだった。
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4歳の娘に。「かわ」が「み」を探し回るなんて初めて!ユーモアのある文章と展開で、とっで魅力的なお話です。絵本が欲しくなりました。
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初めて吉田戦車さんの作品を読みました。 奥様の記事は、朝日新聞で愉しみにしていますが。 この発想がいったいどこから来るのだろうと・・・ まゆ毛キリッ!のみかんさんが大好きです。
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「伝染るんです。」の漫画家吉田戦車のナンセンス絵本。 逃げた「身」を探すため、主人公のミカンの「皮」があちらこちらと走りまわる。途中で出会うピーナッツの殻、バナナの皮、人間の子どもとのやり取りが面白い。最後は無事に収まって一件落着?
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主人公はみかん、ではなくみかんの「かわ」。ある日起きたら、みかんの実がいなくなり、皮だけになってしまったみかんのかわ。実を探して走り回ります。 かわのセリフが面白くてクスリと笑える絵本でした。
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伝染るんです。の吉田戦車さんの絵本を初めて読んだ。いい味が出ています。ほのぼのとしたところや、あの頃の面白さもあり。
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