仕事にやりがいを感じている人の 働き方、考え方、生き方。 の商品レビュー
ビジネスマン10人のインタビュー。 社長とか経営者だけでなく、従業員のやりがいが語られているのがよい。
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今回の本は、本が好き!様からの献本です。ありがとうございます。 今回の本は、5月病にかかっている人、かかりそうな方に良い本だ。仕事について楽しさや喜びを伝えたいために書いたと著者は述べている。そんな著者は、企業の採用や教育に携わる会社で勤務している方だ。 ...
今回の本は、本が好き!様からの献本です。ありがとうございます。 今回の本は、5月病にかかっている人、かかりそうな方に良い本だ。仕事について楽しさや喜びを伝えたいために書いたと著者は述べている。そんな著者は、企業の採用や教育に携わる会社で勤務している方だ。 制作職なので、いろいろな方に取材する機会があり、その中でも印象に残っている10人を紹介したとある。とはいってもここに登場するのかどこかの大企業の社長やマスコミで見かける有名人とは違って、一般の方たちだ。著者も述べているが、一般の方だからこそ「近づく」ことができる。それゆえに読む意義がある。 何か打ち込むことがなく悶々としていた方たちが仕事を通じてやりがい、生きがいを持ち、キラキラ輝いている。仕事を通じて、自分にとって興味のあること、足らないことが見える化して次のステップにつながっている。 熱さではあの松岡修造に負けず劣らず、いやもっと熱いハートをお持ちの方たちばかりなのでこれからさらにどうなっていかれるのか気になる。
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やりがいというマジックワードを通じて。 -------- やりがい、という言葉は怖いものだ。 金科玉条、これなくして労働のよろこびなし、魔法の言葉。 もちろん、僕だってそういうふうなことを感じることはある。 ただ、それがあるならなんだって乗り越えられる、我慢できる、というわけでも...
やりがいというマジックワードを通じて。 -------- やりがい、という言葉は怖いものだ。 金科玉条、これなくして労働のよろこびなし、魔法の言葉。 もちろん、僕だってそういうふうなことを感じることはある。 ただ、それがあるならなんだって乗り越えられる、我慢できる、というわけでもない。 本書は、いちおう「やりがい本」だと思うのだが、登場するのは、何が何でもその仕事を、という意欲に燃えた人ばかりではない。たまたま就くことになった仕事で、それでも懸命に働いたのだ、という人もいる。 それでいいのだと思う。「なんとなく働く」はもう終わり、と帯に書いてあるが、そういう人も、実は、たぶんなんとなく働いていたのだと思う。 少し、技術とかものづくりっぽい話もあるが、殆どはメンタルの話である。ようするに考え方次第、ということだ。 誤解を恐れずに言えば、とつけようかと思ったが、それはなしにして、あえていおう。仕事なんて、なんだっていいんだ。目の前と、少し先にあるのが仕事なんだ。 というわけで、現状にどんよりしている人が元気を出すための本、なのであろうか。 だが僕自身は、自分のことを棚に上げて、やはり仕事というのは、そこに就くために準備をし、知識を身につけることが、とても重要だと感じている。準備しなくて出来ることは、他の誰かにも同じように出来ることなのだ。 本書には、ところどころにいい言葉も出てくる。それに背中を押されるのもよいだろう。出てくるのは、ものすごい人ではないから、まねて「なろう」とすることが出来るのでは、という提案のようだ。 「いい話」ではあるが、人はやはり、関係の中で成長するものであろうから、周囲の関係を理解し活かすことが出来るかどうか、つまり本の中ではなく、自分のまわりに問題も解決策もあるのである、はずだ。身近には探せばそれなりにすごい人がいるもんだよ。僕のまわりにだっている。 まずはそっちを見ろ、と気づかせてくれた、というのは、まあ、ありかなと思った。
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