わすれもの の商品レビュー

豊福まきこ(著者)

2024/08/09

本屋で試し読みの時点で軽く泣きそうになって即買いした。私がぬいぐるみ好きだから、ぬいぐるみ視点の物語に本当に弱い。挿絵もかわいい、よく見ると背表紙とか表紙の裏に物語のスピンオフ？みたいなの書いてるのがいい、ぬいぐるみを包装紙から出してこんにちはしてるとことか、猫の親子にお礼言ってるとことか。本当によかった、大切にしていきたい本。

2024/07/02

９歳１ヶ月の娘
６歳１ヶ月の息子に読み聞かせ

ひつじさんが
ミナのことじっと待ってる
健気。絆。かわいいな

そしてちゃんとお迎えにきてくれて。
運命の再会

干される姿が
息子のくまのぬいぐるみと重なる

2024/03/13

家族で公園に遊びに行くにも連れてくるほどお気に入りの、羊のぬいぐるみなのに、ベンチの上に置き忘れてしまったミナちゃん。小さい子あるあるだなぁ。お家に帰ってから大騒ぎだったのでしょうが、そんなことは、忘れられた羊の知ったこっちゃないよねぇ。きっと迎えに来てくれると、ミナちゃんを信じて耐える姿がいじらしくてホロリとします。やさしい猫の親子がいい味出していますね。

2023/12/18

〝散歩にきた男の子が､公園のベンチにポツンと坐っている､小さな羊の縫ぐるみを見つけて「あれ､持って帰りたい!」「だめよ｡持ち主が探しに来るかも､しれないでしょう?｣･･･＜そうだよ｡迎えに来るんだから､ダメだよ＞小さな羊は､そっと､心のなかで､呟きました...猫の親子がベンチに近づいてきて｢あんた､捨てられたのかい｣と､お母さん猫がたずねると＜違うよ､ちょっと忘れ物になっただけ!＞「忘れ物?」＜そう､忘れ物｡捨てられたら迎えは来ないけど､忘れ物は迎えが来るんだ｡ミナは､きっと来るよ･･･＞〟

2023/06/27

「ベンチの上に忘れられた羊のぬいぐるみと、前を行き交う人や動物たちとの交流が素敵なお話になっています。怖いものから逃げられない羊のぬいぐるみを、必ず誰かが助けてくれる心温まるストーリー。（ようちえん絵本大賞より）」

2022/04/26

健気に女の子を信じて待つヒツジ。きっと普段から大切にされていたからそう思えたのでしょうね。
女の子も本当は早くヒツジを取りに行きたかったけど、雨の夜の中は行けずに、翌朝まっすぐ取りに行った。思いが通じ合っていてよかった。
可愛らしい優しい絵の絵本です。

2020/09/13

ベンチにわすれられたひつじさん。

夜にも探しに来ていた女の子をみつけて、タイミングわるかったねーとおはなししていた。
5歳5ヶ月
C8793

2020/08/08

絵がとてもかわいいです。捨てられたんじゃない。忘れてるだけ。健気でとてもかわいい羊ですが、切なくなります。これからもミナちゃんの側にいれたらいいなと思いました。心があたたかくなる一冊です。

2019/01/23

捨てられたんじゃない，忘れられただけだ．さみしい気持ちの中で持ち主が眠れないんじゃないかと心配する優しさ．読んでいて本当にあったかい気持ちになります．絵も優しいです．

2019/01/09

私もぬいぐるみを忘れたり、落としたりしたことがあるから、手に取ってみました。ぬいぐるみの気持ちがよく分かります。ちょっとウルッとしながら読みました。絵もとてもかわいいです！