出世と肩書 の商品レビュー
組織の社会人となってさまざまな肩書と出くわすようになった。 巷に溢れる肩書を政治なら政治、行政なら行政、産業なら産業とそれぞれのシステムから肩書のなんたるかを議論するのかと期待したが、本書の内容は単なるゴシップの羅列にも近い2017年出版当時で消費つくされるようなつまらないものだ...
組織の社会人となってさまざまな肩書と出くわすようになった。 巷に溢れる肩書を政治なら政治、行政なら行政、産業なら産業とそれぞれのシステムから肩書のなんたるかを議論するのかと期待したが、本書の内容は単なるゴシップの羅列にも近い2017年出版当時で消費つくされるようなつまらないものだった。 ただし、取り上げられた人物のその後を調べて面白かったのも事実。
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オビの謳い文句「この人は偉いのか?」とその下には非常に長い横文字の肩書きが入った名刺の写真。 ここから連想したのは例えば”代表取締役“と”代表取締役社長“の違いは?とか役員”待遇“って何?とか、そういう一般企業における肩書四方山話みたいな内容を思い浮かべたのだが少々違った。 ...
オビの謳い文句「この人は偉いのか?」とその下には非常に長い横文字の肩書きが入った名刺の写真。 ここから連想したのは例えば”代表取締役“と”代表取締役社長“の違いは?とか役員”待遇“って何?とか、そういう一般企業における肩書四方山話みたいな内容を思い浮かべたのだが少々違った。 第一章は一応それらしい内容で「執行役」についてや何故銀行では「頭取」と呼ぶのか、などさらりと触れられてはいる。 本書で一番ページが割かれている第二章と第三章は官公庁・内閣人事について。確かに「官房長官」と「官房長」の違いや「次官」って?とか、自民党は何故「総裁」を使うのかとか、フムフムと読める部分もあるが、特定の個人を取り上げて経歴や事績を紹介している所にはそんなに興味が持てなかった。 第四章「叙勲」結局、ここが一番知識として実があったかもしれない。 第五章の外資編はほぼオマケ的な内容。分量にして15ページ。 つまるところ、著者の藤澤氏の土俵は政治部だろうと思うので、そちらに特化された方が本としてまとまりがあったのではと感じた。 あとがきで’名刺を捨てよ、肩書にこだわるな’的なまとめ方をされているが、では何故「肩書」の本を出したのか、とつっこみたくなる。 1刷 2021.10.2
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官庁の話がメイン。民間企業の個々の会社や外資との比較がもっとあるかと思った。官庁の話はWikipediaで十分
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