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超老人の壁 の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2024/09/16

養老さんの著書を読むのは多分はじめてで、このかたがどういう人物か良くしらず、脳関係の専門家で昆虫採集が好きだという程度の情報しか持っていない。そういう自分にとっては、この人の発言のどの部分にどの程度の信ぴょう性というか信頼性があるのかが分からない。養老孟司入門としては適さない本と...

養老さんの著書を読むのは多分はじめてで、このかたがどういう人物か良くしらず、脳関係の専門家で昆虫採集が好きだという程度の情報しか持っていない。そういう自分にとっては、この人の発言のどの部分にどの程度の信ぴょう性というか信頼性があるのかが分からない。養老孟司入門としては適さない本ということになろうか。

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2020/07/08

養老孟子(1937年生まれ)&南伸坊(1947年生まれ)「超 老人の壁」、2017.3発行。タイトルに惹かれて、さっと一読しました。面白くなかったです。養老孟子さんは相性が悪いです。失礼しました。

Posted byブクログ

2020/02/07

母の蔵書から。面白そうだったので。タイトルは養老先生のベストセラー『バカの壁』に引っかけたもので内容とあんまり関係ないじゃんと思ったけれど、読み始め読み進み読み終わってブクログに登録しようとしてようやく『老人の壁』ではなく『超老人の壁』だったことに気づきました。こちらから読んでも...

母の蔵書から。面白そうだったので。タイトルは養老先生のベストセラー『バカの壁』に引っかけたもので内容とあんまり関係ないじゃんと思ったけれど、読み始め読み進み読み終わってブクログに登録しようとしてようやく『老人の壁』ではなく『超老人の壁』だったことに気づきました。こちらから読んでも違和感無かったけれどどうせなら順番通りに読んで「壁」を実感したかった、ちょっと失敗。科学というものへの幻想、唯一神を崇める宗教に培われた世界観と八百万の神などの自然信仰や多神教が土台にある文化圏の世界観の違い、0と1だけで全てが表現されるコンピューターの世界と、「0と1の間は無限大である」という思考をする人間との違いなど、南伸坊さんとの対談によりめくるめく知的世界が繰り広げられます。ざっくばらんな物言いで楽しく読みやすいだけでなく、刺激的でとても面白かったです。

Posted byブクログ

2019/01/12

対談の続編。 今回もまた、短いながら濃く詰まった面白い1冊。 石黒さんのアンドロイドに関する本を読んだタイミングで、 0と1との間にある永遠の話がでてきて唸る。 生きているものを研究し、突き詰めていくと 結局数値化できないものが見えてくる。 数字は整数のみではなく、その間にある無...

対談の続編。 今回もまた、短いながら濃く詰まった面白い1冊。 石黒さんのアンドロイドに関する本を読んだタイミングで、 0と1との間にある永遠の話がでてきて唸る。 生きているものを研究し、突き詰めていくと 結局数値化できないものが見えてくる。 数字は整数のみではなく、その間にある無数の 小数点以下云々の数字によって埋められている。 理屈で固まった頭を、養老さんの言葉はあっけらかんとひっくり返してくれる。 このまっとうさ、気持ちよさが、 今の閉塞した状況に穴をあける方法なのだと思う。 各章のカットは南さんが描いた、仙厓の模写だけど、 いま仙厓のようにまんま描けるのは南さんしかいないんじゃないか。 脱力感のある余分のない絵がスバラシイ。

Posted byブクログ