お坊さんに聞く108の智慧 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
薬師寺で買った本。印象的な箇所のまとめ。 ・他者に勝つためでなく、自分に克つためにやるのが精進。「己に克つ努力」とは、大きな目標を立てるより、日々精進し続けること。できなかったらどうしようと考えるのでなく、とにかく日々実践する。 ・生きている価値は、他者が判断できるものではない。「生きている価値がないといわれたようだ」と感じるのは、あなた自身が作り出した世界の中で、自ら価値を下げているのに過ぎない。一人に一つの宇宙がある。あなた自身の価値の上げ下げはあなたにしかできない。 ・本当にやりたいことは悩む前に始めているはず。 ・人の目なんてものは実体がないから気にしない。 ・自分の気持ちを偽ることは、自分の心に自分で危害を加えていること。自分の心はどうしたいのか突き詰めて考えてみる。 ・仕事に貴賤はない。やりがいを持とうと思うなら、まずは自分の貴重な命を使って今の仕事に真摯に取り組み、集中すべきであって、周りの人と比較する必要はない。 ・本当に大事なものがあれば、自信を持つ、持たないはなくなる。 ・夢中になると脳はリラックスする。 ・善友には簡単に出会えない。友に裏切られたと思ったなら、まず自分の言動を振り返ることから始める。 ・きれいな友達もあなたも年を取ればシワシワになっていく。本当に磨くべきは外面ではなく内面。 ・妬んでいる間、自分の成長は止まる。相手は成長していく。自分のやるべきことを見つけ、目標さえ持つことができれば、嫉妬や妬みは消える。 ・物事を成すには時間が必要。大きな達成のためには、小さな物事を積み重ねていく必要がある。小さなことでも何か一つ達成すると確実に成長していく。その積み重ねによって、しっかりした価値観を身に着けることができる。 ・友人に内緒だよといって相談しても噂は広まる。神仏は決して他言しない。神仏と向き合って得られる答えは、自分と向き合って、自分で出す答えでもある。 ・ご縁は外からくるもの。縁は自分で動いてつかむもの。縁がないというのは、自分の努力が実っていないということ。努力の仕方が間違っているということ。
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