1,800円以上の注文で送料無料

プロメテウス・トラップ の商品レビュー

3.4

11件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    5

  3. 3つ

    3

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2023/05/29

ハッカーの話なんだけど、全然凄そうに見えない。 プロクシの使い方が気になる。 プログラミングしてるように見えない。 本物のハッカーの話が読みたい。 ただ表示のイラストが良いので手に取ってみた。

Posted byブクログ

2023/03/17

ハッカーが主人公の本が読みたいなと思って適当に検索して出てきたのがこの本。なんの前知識もなく、著者名も聞いたことなかったけど、おもしろかった。 現役の金融系SEが書いたとあって(今もSEをされているのかは知らないけど)、ITまわりの描写が非常にリアルで、著者にはすっかり好意を持...

ハッカーが主人公の本が読みたいなと思って適当に検索して出てきたのがこの本。なんの前知識もなく、著者名も聞いたことなかったけど、おもしろかった。 現役の金融系SEが書いたとあって(今もSEをされているのかは知らないけど)、ITまわりの描写が非常にリアルで、著者にはすっかり好意を持ってしまった。 というのも、ハッキングがメインの話なのにハッカーの描写に全然リアリティのない本の方が世間には多いから。 この本は2010年初出で、その後の2017年の文庫化にあたり世界情勢の変化が大きかったことを考慮してずいぶん改変を加えた、とあったが、2023年の今読んでも、他のハッカー小説みたく、読んでいて白けるほどの陳腐さがないのはスゴイと思った。少なくとも、10年以上も前の作品と聞いて想像するほどには古臭い感じは全くなかった。機器のスペックとかが一つ前のものかな、って程度。 この人のネーミングセンスも好きだなー。(←これ私的にはけっこう大事なポイント) 主人公の能條って名前、なんかキャラにピッタリ。素敵。もうこの名前以外考えられない。 プロメテ、パンドラってコードネームも良い。 キャラクターの中では村岡さんが一番好きだった。パンドラもかわいいけど、大人の男の魅力には負けます。同じインターポールでも、銭形警部とは真逆のキャラ。ぜひエリート道を突き進んでほしい。 話の中では番外編のパンドラ@アキバが楽しくて好きでした。 敵のPCに侵入してデータを消すのは、「時間がかかるからこの場ではちょっと無理だけど、後でやっておくねー」、とかいうあたり、リアルでいいなと思った。 アニメとかITに疎い小説家が書いた物語だと、その場でちゃちゃっとやってくれちゃったりするんですけどね。 本文とは全然関係ないけれど、著者があとがきで、「トランプ現象って、いろいろ事情はあるのでしょうが、ひとつには『もう疲れちゃったよ』というアメリカ人の悲鳴の表れなんじゃないかしらん」と書いていて、なるほど、おもしろい見解だな、と思った。 まあ、ナチスの登場も言い方は違うけど、歴史家から同じような意味のことを言われてますね・・・ ネット環境がその「疲れ」とやらを倍増させているような気がしなくもないけど、この本でも繰り返し書かれていたけど、私たち、もうインターネットとIT機器なしでは生きていけないですよね。

Posted byブクログ

2019/10/05

スピード感は良い。だがやや物足りない。なんだかさらっと読めてしまう。 連載物を文庫化するとき、人物紹介などが章を跨いでかぶるのは編集してしまえないのだろうか。この本のレビューとして書いてもどうにもならないが。

Posted byブクログ

2017/12/07

シリーズにも出来そうだったけど 北欧ミステリー漬けの 合間で読んだせいで 内容が軽くて、真剣さが 全然伝わってこなかった。

Posted byブクログ

2017/10/27

テンポよくさくさく読めるクラッカーサスペンス。Tiger&Bunny的バディものにもっと寄せてもいいのよ…

Posted byブクログ

2017/10/04

非常に読みやすく登場人物も魅力的。但し主人公以外。プロメテのハッカーとしてのすごさが今一つ伝わってこなくて周りの策略に翻弄されてるだけのような。ちょっと残念ですね。

Posted byブクログ

2017/09/30

そこそこのおもしろさ 展開はよめるため、あまり意表を突かれた感じはしなかった しかし、キャラクターがよかった

Posted byブクログ

2017/07/05

テロを防ぐため、過去にアメリカでの逮捕歴のあるハッカーである能條ことプロメテはMITで一緒だったパンドラと共に捜査するが、常に先を越されてしまう。 意外性はないので先の展開は読み易い。ただテンポが良いので飽きさせない。ハッキングのウンチクなどはあまり書いてないので物足りない感じは...

テロを防ぐため、過去にアメリカでの逮捕歴のあるハッカーである能條ことプロメテはMITで一緒だったパンドラと共に捜査するが、常に先を越されてしまう。 意外性はないので先の展開は読み易い。ただテンポが良いので飽きさせない。ハッキングのウンチクなどはあまり書いてないので物足りない感じはあるが軽く読める。

Posted byブクログ

2017/06/09

優秀な才能が有りながら一つのミスで監獄に入れられてしまった 過去のある元凄腕ハッカー、現在はしがないSE(システムエンジニア) そこへハッカー時代の『プロメテ』を指定する連絡が 彼はその渦に巻き込まれていくが・・・ この帯文から自分を取り戻す物語なのかと思っていたら少し違った。...

優秀な才能が有りながら一つのミスで監獄に入れられてしまった 過去のある元凄腕ハッカー、現在はしがないSE(システムエンジニア) そこへハッカー時代の『プロメテ』を指定する連絡が 彼はその渦に巻き込まれていくが・・・ この帯文から自分を取り戻す物語なのかと思っていたら少し違った。 単行本刊行時が2010年、文庫化が2017年 七年もたてば環境があまりにも変わりすぎて インターネットについての情報や技術が色あせてしまう部分が多いと思うが (もちろん文庫化に伴い大幅改稿はしているらしいが) 本書はその点は皆無である。 それは技術の問題ではなく人間関係が軸になっているから。 ハッカーがなぜ侵入するかではなく、 ハッカーが侵入して得た情報を 誰に、どのように使うかを考えるべきであると読者に問うてる気がした。 ありきたりだがインターネットは便利だが その分リスクをきちんと支払っていることは忘れてはいけないよなぁ

Posted byブクログ

2017/04/08

それほどハッキングの技術的な面は書いてないんだけど、要するに攻めるも守るも発想、ヒラメキが大事って感じで面白かった。 展開も早くて文章のテンポもいい。さくっと読める。オチというか、黒幕はまぁ想像できる。登場人物も多くないので、あの人しかいないよね。

Posted byブクログ