我らがパラダイス の商品レビュー
最近、林真理子さんのエッセイ本読んで面白くなくなったなぁって残念に思ってて、ちゃんとした小説書いてよーって思ってたとこだった。題名がいまいちだし、表紙もいまいちだけど、介護問題の内容の小説だが、非常に面白くて一気に読んだ。介護する側の本音満載で、読んでてスッキリするものだった。だ...
最近、林真理子さんのエッセイ本読んで面白くなくなったなぁって残念に思ってて、ちゃんとした小説書いてよーって思ってたとこだった。題名がいまいちだし、表紙もいまいちだけど、介護問題の内容の小説だが、非常に面白くて一気に読んだ。介護する側の本音満載で、読んでてスッキリするものだった。だけど、これから多くの人が直面する問題。日本の高齢化はどうなっていくのやら?
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新聞連載中にはチラチラ読んでいましたが、細切れがじれったくそのうちやめてしまいました。 年老いた親の介護、人ごととは言えないようになってきました。 家族で協力してやっていかないと、大変なことになりそうです。 でも協力する家族がいなかったら? いても協力してもらえなかったら? それ...
新聞連載中にはチラチラ読んでいましたが、細切れがじれったくそのうちやめてしまいました。 年老いた親の介護、人ごととは言えないようになってきました。 家族で協力してやっていかないと、大変なことになりそうです。 でも協力する家族がいなかったら? いても協力してもらえなかったら? それぞれ介護の手がいる親を抱える女性、それぞれ様々な事情があり、にっちもさっちもいかなくなっています。 そんな彼女たちが偶然働くこととになった、高級老人介護施設、ここで繰り広げられる奇想天外な出来事・・・ おかしくて、身につまされてしんみり。 最後はめでたしと丸く収まるのですが、肝心のお年寄りの身の振り方が書いていません。 ちょっと心配だわ。
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入居者とのすり替えから 犯罪に手を染めるようになり 開き直って 次々に重ねるさまは まさに おばちゃんの仕業です 救われるのは 犯罪であっても 全然暗くなく あっけらかんと明るいところ 限界まで我慢しての仕業だけに 憎めないなぁ
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※このレビューにはネタバレを含みます
前半は人間関係の説明(?)をひたすらしているので 結末がいい意味での裏切られた結果となりました。 おもしろかったです。 正直前半はこれまだ続くのかなーと途中で読むのを 止めようかと思ったのですが、後半部分は 登場人物たちがあっちで重なり、こっちでこうなり おーすごいーと思わず拍手。 介護問題はこれから直面する者としては身につまされました。 やっぱり生活していく上で必要最低レベルお金があってなんぼですね。
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林真理子さん。 テンポの良い書きっぷりで、読みやすい作家さん。 今回は、 高級老人ホームのお話。 老後まで格差社会。 貧乏人への差別。 介護の大変さ。お金の問題。 明日は我が身で、 哀しくなりました。 お金がないと大変!! 貯金しなくちゃ!!
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主人公は3人のオバサン。舞台は超高級介護老人ホーム「セブンスタータウン」。そこで働く3人は、それぞれ家庭に問題を持ち介護の必要な親がいる。優雅に過ごす金持ち老人たちと自分達の親との格差…。真面目に働いてきても老後は安泰でない社会の理不尽さ…。精神的に追い詰められた彼女たちはトンデ...
主人公は3人のオバサン。舞台は超高級介護老人ホーム「セブンスタータウン」。そこで働く3人は、それぞれ家庭に問題を持ち介護の必要な親がいる。優雅に過ごす金持ち老人たちと自分達の親との格差…。真面目に働いてきても老後は安泰でない社会の理不尽さ…。精神的に追い詰められた彼女たちはトンデモない行動に出る…。介護という重い題材を真正面から扱いながら、軽いコメディタッチなのでスイスイ読み進められる。それぞれの人物の造形やエピソードも見事!最後のドタバタ劇はまるでコメディ映画みたい(笑)
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東京・広尾の高級介護付きマンション「セブンスター・タウン」の受付係・細川邦子(48歳)、看護師の田代朝子(54歳)、ダイニングで働く丹羽さつき(52歳)…それぞれの家庭内で深刻な介護問題を抱える3人は、困窮していく我が身と、裕福な施設の入居者たちとの想像を絶する“格差”を前に、一...
東京・広尾の高級介護付きマンション「セブンスター・タウン」の受付係・細川邦子(48歳)、看護師の田代朝子(54歳)、ダイニングで働く丹羽さつき(52歳)…それぞれの家庭内で深刻な介護問題を抱える3人は、困窮していく我が身と、裕福な施設の入居者たちとの想像を絶する“格差”を前に、一世一代の勝負に出る! --------------------------------------------------------- 介護問題。面白くスピード感を持って書かれているけど、いづれ自分にもこういう日が来るのかと思うと不安になるような現実味があった。 ただ一世一代の勝負というのが非現実的だったし、もっと続きが読みたかったという感じ。わりと分厚い本なのだから、新聞に載せていたものを監修したものだけど、本にするならもう少し締まりのあるものにしたら全然印象が違うなーと思った。
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林真理子さん何故かずっと敬遠していました でも面白かった 身につまされるよ 介護 する方もされる方も はあー ドタバタの中に切れ味するどく ≪ パラダイス 頼ってるだけじゃ ダメなのね ≫
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
面白かった! ”やすらぎの郷”さながらのセレブな老人施設を舞台に看護師、介護士、入居している個性的なお金持ちの老人たちの悲喜こもごもがユーモアたっぷりに描かれいる。 これこそドラマ化してほしいわ。 私のお気に入りはベテラン介護士の”丹波さつき” なぜかダウントンアビーの料理長パットモアさんを彷彿とさせる。
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介護のお話ということでもあるけれど、林真理子ももう、若くはないのねと感じた。そのせいもあってか、読みやすい文章でした。
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