ドS刑事 さわらぬ神に祟りなし殺人事件 の商品レビュー

七尾与史(著者)

2023/07/24

ドS刑事の５作目。相変わらずごちゃごちゃなお話。今回は突拍子のない猟奇というわけではない。
浜田刑事の扱いがだんだんぞんざいになってるなぁ(笑)。逆に、核心を衝く台詞が少し割り当てられるようになってます。次回作ではどう変化するかな？

2021/02/01

今回は幾分シリアスな回。
被害者、加害者家族の苦悩。そして冤罪と。
このシリーズらしからぬミステリーに（笑）
そのためいつもの猟奇的な描写はそんなになかったかな。
最終的には巨大なものに立ち向かう前哨なかたちで終わるけど。
携わっていた事件は結局どうなった？
少し消化不良を残した感じでした。

2019/07/08

シリーズ五作目。
代官山はいきなり何の脈絡もなくマヤの両親に目の前でマヤにプロポーズしろと迫られるという災難。寸での所で事件の一報が入り難を逃れます。
事件は十年前の冤罪を下敷きに、その冤罪事件時の責任者であった父を持つ管理官が登場。マヤの高校のOBらしい。
最後までどたばたとした盛り込み気味の事件でしたが、冤罪で収監される本人も家族も、被害者である家族も、救いようがないことは間違いない。
数々出てくるホラーなのかスプラッタなのかサスペンスなのか、それすらも知らないが、名前の出てくる映画はあらすじだけで既に見る気がしない…。

2019/06/14

シリーズ5作目。ドSマヤとドM浜田、マヤの推理を追いかける代官様というトリオの役割は相変わらずですが、グロさはだいぶ控えめになっているのではないでしょうか。視点の変化、過去の事件などいろいろなことが気になりあっという間にラストまで読まされてしまいました。キャラミスではありますが冤罪についてあまり焦点の当たらない部分に切り込んでいて読み応えがあったと思います。新キャラ白金の登場、そして含みを持たせたラスト。代官様はさすがにそろそろ覚悟を決めるのでしょうか。きっと次も手に取ってしまうでしょう。

2019/03/02

ドS刑事シリーズ第5弾。
今回は、冤罪がテーマ。
雑居ビルで男性の絞殺死体が発見、被害者は“怨霊”に怯えていたという。
ドS刑事マヤ、相棒の代官様、ドMなキャリア刑事浜田の場面は相変わらずコメディタッチでだが、全体のトーンとしては真面目な話だった。
(図書館)

2018/11/18

ドＳ刑事シリーズ　第５弾。

いつものマヤ、代官山、浜田がかかわる殺人事件は、マヤの先輩・白金管理官との衝突や、警察庁の刑事局長の圧力など、逆境の中進められていく。

犯行の手法に疑問を覚えたマヤは、３人で真相を探っていくと、１０年前のある殺人事件とのつながりを見つける。

冤罪をテーマとした難事件に挑む。

2018/10/12

マヤの両親の面前で無理矢理プロポーズを迫られる代官山からの、父親を殺された一家と冤罪による立場の逆転。三人のいつもの空気感がマヤの趣味や浜田の流血等と裏腹にいっそ微笑ましくて和む。マヤと同じお嬢様学校出身で四十歳独身の管理官が、はじめは敵対するかと思いきや責任は自分が取ると正義を尽くしたり格好良い。

2018/02/06

いきなりマヤの両親を前にプロポーズを迫られる代官様(^^;)そこに殺人事件が発生！その事件は過去の冤罪事件に繋がっていた(゜゜;)冤罪とか警察の体面が…とか、それに屈せず正義を貫く主人公…よくある話だなぁ(--;)もう事件の解決よりもマヤと代官様の未来の方が気になる(-_-;)浜田じゃダメなのかなぁ～？なかなか死なないし、美味いハンバーグも作れるのに(^o^)

2017/12/27

いつも、マヤ様という感じだったのですが、先輩が出てきているからかなんかマヤ様が年齢相応のかわいらしい女の子になっていたという印象が強い。

代官山君だんだん外堀が埋められている

2017/11/06

ドS刑事のお母さんちょこっと登場。
過去の冤罪事件にからむお話。
被害者・加害者・その家族って簡単には区別できない。事件にかかわってない人たちは一方的な側面だけではなく多面から物事を見て意見していかなくては・・・。ですね。