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しあわせな死の桜 の商品レビュー

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10件のお客様レビュー

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2019/11/05

図書館で借りた本。 短編集。どれもこれもふわふわとして捉えどころがない話ばかりでした。ぼんやりとした終わり方も多く、未熟な読者の私には難解でした。わかりやすく白黒はっきりして欲しい人(自分)が読んではいけない本だったかもしれない。

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2019/09/17

トリロジの「明かりの消えた部屋で」と「ブラッディ・マリーの謎」が収録されてると知って手に取りました。 この2作以外にも、ジャンルのバラエティー豊かなラインナップで面白かった。 (トリロジ全編、他の作家先生方の作品も本の形にしてほしいんですけれど、後半が箇条書きの形と知ってなるほど...

トリロジの「明かりの消えた部屋で」と「ブラッディ・マリーの謎」が収録されてると知って手に取りました。 この2作以外にも、ジャンルのバラエティー豊かなラインナップで面白かった。 (トリロジ全編、他の作家先生方の作品も本の形にしてほしいんですけれど、後半が箇条書きの形と知ってなるほど…本にしづらいわけだ…と納得。でも本にして欲しい…)

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2019/01/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

竹本健治の各シリーズをつまみ食いできる短編集。本格ミステリを期待する人には全く向かない、幻想小説の色合いが濃い。同種同族で凝り固まった界隈内で、住人が目新しいモノを求めていたら、こういうのが受けて、門外漢は置いてきぼりになる。 幻想小説として読むならオススメ。

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2018/03/29

【収録作品】夢の街/彼ら/依存のお茶会/妖かしと碁を打つ話/羊の王/瑠璃と紅玉の女王/明かりの消えた部屋で/ブラッディ・マリーの謎/妙子、消沈す。/トリック芸者/いなか・の・じけん篇/漂流カーペット/しあわせな死の桜

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2017/09/26

第三短編集(連作短編集を除く)。 犯人当てや幻想ミステリーやシリーズの番外編など、様々な趣向の作品が並んでいる。やはり犯人当てが面白かったが、かなり異色な『漂流カーペット』のアイデアに惹かれた。割り切れない話が数編入っているのはいつもの事で、それでもこの短編集は分かり易い方だろう...

第三短編集(連作短編集を除く)。 犯人当てや幻想ミステリーやシリーズの番外編など、様々な趣向の作品が並んでいる。やはり犯人当てが面白かったが、かなり異色な『漂流カーペット』のアイデアに惹かれた。割り切れない話が数編入っているのはいつもの事で、それでもこの短編集は分かり易い方だろう。全部ひっくるめて満足出来た。

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2017/08/07

『このミス2017』国内編第1位 『涙香迷宮』の竹本健治が贈る、軽やかにして深遠なミステリの精華12篇。 磨き抜かれたことばは、鏡となってあなたの悪夢を映し出す。

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2017/05/31

短編集。幻想あり、ミステリあり、これまでのシリーズに繋がりのあるものも多くて、読み応えたっぷりです。 お気に入りは「トリック芸者 いなか・の・じけん篇」。なんてったって久々のトリック芸者シリーズ! 懐かしいなあ「そこはそれ」。この一言は最強ですよねえ。 「漂流カーペット」も面白か...

短編集。幻想あり、ミステリあり、これまでのシリーズに繋がりのあるものも多くて、読み応えたっぷりです。 お気に入りは「トリック芸者 いなか・の・じけん篇」。なんてったって久々のトリック芸者シリーズ! 懐かしいなあ「そこはそれ」。この一言は最強ですよねえ。 「漂流カーペット」も面白かったです。ううむ、まさかあのネタだったとは! 一見ナンセンスだけどしっかりミステリな部分もあって素敵です。 そして表題作「しあわせな死の桜」。この作品がラストで、このイメージのままこの一冊が終わるのはなんとも素敵な読後感でした。幻想的なイメージが印象的です。

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2017/05/22

掌編から長めの短編まで12編。寄稿や既存のシリーズ(キララ、探偵す。など)の番外編などが集められていてバラエティにはとんでいる。涙香迷宮はあんまりそそられなかったんだけど、せっかくだからと読んだ。幻想的で綺麗な場面もあるけど、投げっぱなしなのか余韻を楽しんだり推理を楽しんだりすれ...

掌編から長めの短編まで12編。寄稿や既存のシリーズ(キララ、探偵す。など)の番外編などが集められていてバラエティにはとんでいる。涙香迷宮はあんまりそそられなかったんだけど、せっかくだからと読んだ。幻想的で綺麗な場面もあるけど、投げっぱなしなのか余韻を楽しんだり推理を楽しんだりすればいいのかいまいちうまく飲み込めず……あと、なんか全体的に文章がレトロ。でもシリーズものは読んでみたいなって気分にはなった。

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2017/07/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

12作の短編集で、初出は2003年の江戸川乱歩展のカタログから2016年の「幻影城」まで、ゲームのシナリオやネット掲載など多様、書き下ろしも1作。 ファンタジーホラー系の作品と、トリック中心のミステリー系の作品が混在している。 「瑠璃と紅玉の女王」は、宝石好きの王妃が浴槽の宝石の上で宝石の名を付けた奴隷と裸で戯れ、新しい宝石が手に入ると古い宝石の奴隷を殺すというアラビアンナイトの1話にありそうな物語。古沢岩見の挿絵が見たくなった。 表題作は何者かの唆しによって中学生が人間を桜の花びらに変えて消していたことがわかり、その技を返されて自らが消えるが、主人公はそれは自分だと気づくという理解しにくいものがたり。

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2017/04/24

書き下ろし「トリック芸者 いなか・の・じけん篇」含む、12の短篇。 解説が詳しくてよい。 <収録作> 夢の街 彼ら 依存のお茶会 妖かしと碁を打つ話 羊の王 瑠璃と紅玉の女王 明かりの消えた部屋で ブラッディ・マリーの謎 妙子、消沈す。 トリック芸者 いなか・の・じけん篇 漂流...

書き下ろし「トリック芸者 いなか・の・じけん篇」含む、12の短篇。 解説が詳しくてよい。 <収録作> 夢の街 彼ら 依存のお茶会 妖かしと碁を打つ話 羊の王 瑠璃と紅玉の女王 明かりの消えた部屋で ブラッディ・マリーの謎 妙子、消沈す。 トリック芸者 いなか・の・じけん篇 漂流カーペット しあわせな死の桜 あとがき 解説・千街晶之

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