猫道 の商品レビュー
猫と出会う前と後の笙野頼子の人生の記録。 あとがきとして初出した『モイラのこと』も良いし、キャトとの別れとドーラとの出会いを書いた『こんなことは〜』も良かった。『ででむし』の最後で頭のおかしい人に絡まれたけれども猫の魂を持ち帰るとマジレスして狂人に引かれるエピソードは何故か笑えて...
猫と出会う前と後の笙野頼子の人生の記録。 あとがきとして初出した『モイラのこと』も良いし、キャトとの別れとドーラとの出会いを書いた『こんなことは〜』も良かった。『ででむし』の最後で頭のおかしい人に絡まれたけれども猫の魂を持ち帰るとマジレスして狂人に引かれるエピソードは何故か笑えてしまった。真摯な人間が1番強い。大好き。できれば後書きは稲葉真弓さんが生きていたら書いて欲しかったなぁ。
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「増殖商店街」を読み返したくて買った本ですけれども、「居場所もなかった」も良かったですねぇ…なんか不動産業者との、普通の会話だのに笙野さんの場合、どことなくズレてくるんですよね、それが面白い…社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー 後半は本のタイトルにもあるように、猫に絡んだ話...
「増殖商店街」を読み返したくて買った本ですけれども、「居場所もなかった」も良かったですねぇ…なんか不動産業者との、普通の会話だのに笙野さんの場合、どことなくズレてくるんですよね、それが面白い…社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー 後半は本のタイトルにもあるように、猫に絡んだ話が多いですけれども、そして僕も猫好きですけれども、笙野さんの小説ではどちらかと言うと前述したような、身辺雑記的な作品の方が好きかなぁ…社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー これもまた読み返すだろうからブックオフには売りません!! さようなら…。
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引っ越しをテーマに再編集された短編集。 『居場所もなかった』は何度読んでも面白い。また、徐々にあの、笙野頼子独特の文体に変化している様子も面白い。
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