百年後 の商品レビュー
エッセイやブログなどを一冊にまとめたもの。 彼のようなミュージシャンにも普通の生活があって、私たちと同じように感じながら生きている。でも、その中に歌心を見出だすことは彼のような詩人にしかできない、なんて。
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エッセイ集の中の一篇「MIKA」にライブシアター栗橋での観劇の様子が描かれている。他にも大和ミュージックのエピソードも。前野健太はアルバム「サクラ」で「マイ・スウィート・リトル・ダンサー」という曲を歌っているが、その曲にはDXKで観た石原さゆみさんのことを歌っており、そのエピソー...
エッセイ集の中の一篇「MIKA」にライブシアター栗橋での観劇の様子が描かれている。他にも大和ミュージックのエピソードも。前野健太はアルバム「サクラ」で「マイ・スウィート・リトル・ダンサー」という曲を歌っているが、その曲にはDXKで観た石原さゆみさんのことを歌っており、そのエピソードは「Didion」創刊号に書かれている。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
北書店の佐藤店長のおすすめで買って読んだ。短いエッセイがたくさん収録されており、僕が前野さんの存在を知った『ライブテープ』の前から、最近までの文章があった。言葉や音楽に対しての意識の高さがすごい。特にボブ・デュランの歌詞を和訳するところがミュージシャンならでは、特に前野さんならではの視線でよかった。ボブ・デュランにはあんまり親しんで来なかったのだが、両方聴いてみたくなった。 競馬に対しての思いもよかった。パドックで馬を見てもどれも調子よさそうとしか思えなかったのだが、前野さんみたいに感性が鋭い人は調子を見抜くことができるようだ。羨ましい。
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ようやくの事、『百年後』を読了。昨日読み始めたので、一気読み。 前野さんの歌に突き動かされて、今があるなと。あの頃の事を、あの人の事を、この人の事も、あの場所や、この場所を思い出した。歌も期待していますよ、紅白歌合戦にいつか出て頂きたい。またライブへ行きます。
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現実には著者とは畏れ多くも「おいそれ」と会って話したりはできないけれど、自分にとって「本を読むこと」とは、その著者からその本を通して色々な事を教え聞きさせてもらえることが出来る媒体だとも思っていて。 現実には、著者と読者の関係に過ぎませんが、前野健太さんは年齢的な面だけで言えば、...
現実には著者とは畏れ多くも「おいそれ」と会って話したりはできないけれど、自分にとって「本を読むこと」とは、その著者からその本を通して色々な事を教え聞きさせてもらえることが出来る媒体だとも思っていて。 現実には、著者と読者の関係に過ぎませんが、前野健太さんは年齢的な面だけで言えば、自分の2コ上の先輩にあたるので、この本を読むことで「先輩に飲みに連れていってもらって人生に於ける様々なコトを親しく教えてもらえた」感覚でいます。興味をそそられる歌手、詩人、本を沢山教えてもらえました。散文やエッセイもとても自分好みで、貪るように読み終えました。
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