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3時間で頭が論理的になる本 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2021/09/04
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【引用】 ・論理は他者意識から生まれる ・論理を理解しないまま読書をしても気分を高揚させるまけ ・自分だけが怒られないという安心感から騒いでいた ・ここの現象の共通点、背後にある本質を見極めるのが大事(帰納的な考え方) ・江戸時代までの日本語には抽象概念の言葉が少なかった ・明治になって当時の知識人が西洋の書物を漢語にあてはめて翻訳した ・イコールの関係は具体と抽象を行き来する ・例えるものと例えられるものには共通点が必ずある 【行動】  ・主語と述語をおさえる ・要点となる言葉は抽象概念であるため飾りをつけないと説明ができない ・具体例を見つけたら、どこで一般化(抽象化)されるかを意識する ・隠喩を直喩に変換するときに2つの共通点を探すのがいい言語訓練になる ・議論において主張は絶対にぶれてはいけない ・文と文の関係がイコールなのか、対立なのか、因果なのかを意識して読む

Posted byブクログ

2020/05/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・できる人の頭の中は論理的なのかもしれませんが、権限を持っている人が、できる人なのか否かについては、ケースバイケースでしょうし、一見、論理的に見える人も、感情で決めたことを屁理屈で固めている恐れが…  万年平社員で定年を迎えようとしている私が、上司はもちろん同僚を説得して行動を変容させるためには、感情に訴えるだけではなく、自分の考えや思いを筋道を立てて説明しなければなりません。そこで必要になるのが論理力。 『3時間で頭が論理的になる本』を読んだだけで、身に付くかどうかは、読者である私の能力に依存すると思いますが、少なくとも私は、3時間で自分が論理的ではないことと、論理的になるということはどういうことかについては、概ね理解することができました。  上司が部下を説得するのは、それほど難しくはないはずですよね?だって、そこには、利害関係が絡むから…でも、そういう関係ではない場合、論理的なだけでは足りません。時として、信念をも持ち出す必要すらあります  2017/12/29、中継されていたNHKの解説委員による討論会を見ていて思ったこと…問題を論理的に解説するためには、先ず背景を整理することが大切だなと、改めて思いました。

Posted byブクログ

2019/08/11

予備校講師出口先生の本。お世話になった人もいるはず。論理的思考の大切さ、現代人の欠如、身につけ方などなど、社会人にとっては大事な要素が沢山詰まっている本です。子供に論理的思考を身につけさせたい親にも読んでもらいたいです。

Posted byブクログ

2018/06/27

「論理力」の土台になるのは、言葉の規則に従った頭の使い方です。そのわずかな規則を知ったうえで言葉を使うかどうかによって、その人の頭の使い方は変わり、その人生そのものが変わるといっても過言ではありません。 この本では、一貫して、論理は他者意識から生まれるということが書いてあります...

「論理力」の土台になるのは、言葉の規則に従った頭の使い方です。そのわずかな規則を知ったうえで言葉を使うかどうかによって、その人の頭の使い方は変わり、その人生そのものが変わるといっても過言ではありません。 この本では、一貫して、論理は他者意識から生まれるということが書いてあります。他者に向かって自分の考えや思いを筋道を立てて説明しようとするには論理力が必要となります。家族や友人とは長い間一緒にいるため、やばいやすごいなどの曖昧な言葉を使っていても通じますが、言葉をいい加減に使っているとその言葉の使い方に応じた頭の使い方をするようになります。 この本を3時間読むだけで頭が論理的になることはないですが、自分がいかに論理的に考えれていないのかということに気がつくことができます。 蔵書なし まっつー

Posted byブクログ

2017/11/09

出口氏は、一貫して日本人の【国語力の低下】に関して、危機感を抱き、 国語力を上げる活動を行っている。 以前は、大学受験を控える高校生に、最近では社会人向けに、 多くの本を執筆している。 内容は、どれも非常に似ているが、氏の筆の進め方が、 うまいこともあり、さほど気にならない。 ...

出口氏は、一貫して日本人の【国語力の低下】に関して、危機感を抱き、 国語力を上げる活動を行っている。 以前は、大学受験を控える高校生に、最近では社会人向けに、 多くの本を執筆している。 内容は、どれも非常に似ているが、氏の筆の進め方が、 うまいこともあり、さほど気にならない。 出口氏のいう国語力とは、日本語の規則を熟知して、接続詞を使いこなせる能力のことである。 つまり、第三者の言いたいことを、しっかり理解できること、また、自分の言いたいことを、 言葉の規則を使い、筋道を立てて伝えること、これらを論理力と定義している。 この本では具体的な論理力向上の方法も記載され、非常に参考になると思います。 読むこと、書くこと、話すことは、どれも関係しあっています。 そのため、語彙が豊富なこと、表現が豊かであることは、 伝える能力にもダイレクトに響きます 「論理」という言葉に、何か「難しい」というイメージを持っている人は、是非手にとってみてください。 論理とは、筋道で、自分が言いたいことを、伝えるための道具であることが、わかります。

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2017/09/14

こども用の参考書から著者を知り、大人向けの一冊として手にとりました。 論理的な~「考え方・読み方・書き方・話し方」がそれぞれ「論理的に」展開されているので、すっきりと整理されて頭に入ってきます。 どうすればうまく文章がかけるのかを知りたい人から、自分の頭の中を整理して自分自身...

こども用の参考書から著者を知り、大人向けの一冊として手にとりました。 論理的な~「考え方・読み方・書き方・話し方」がそれぞれ「論理的に」展開されているので、すっきりと整理されて頭に入ってきます。 どうすればうまく文章がかけるのかを知りたい人から、自分の頭の中を整理して自分自身でよくわかっておきたい人まで役にたつ方法が理解できます。 文と文の関係性、指示語の使い方などは、実践的ですぐに役立つでしょう。

Posted byブクログ