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西洋美術の歴史(7) の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2022/07/24

最後に、若きピカソがパリ万博にやってきて云々で、20世紀美術へ続く、って展開、バトル漫画みたいで、超みぞみぞする。

Posted byブクログ

2021/01/06

ほぼ通読したけれど、気になるところをつまみ読みするだけでおもしろく、かなり充実した情報が得られる。バランスよくできているが、筆者の専門領域により内容にやや偏りもある(フランス美術が多いのは当然ながら、ドイツ美術の分量が妙に多く、イギリス、イタリア美術はもっとあってもよいような)。...

ほぼ通読したけれど、気になるところをつまみ読みするだけでおもしろく、かなり充実した情報が得られる。バランスよくできているが、筆者の専門領域により内容にやや偏りもある(フランス美術が多いのは当然ながら、ドイツ美術の分量が妙に多く、イギリス、イタリア美術はもっとあってもよいような)。とはいえ普段こういった概説書ではほとんど触れられない東欧、北欧の美術にも目くばせされているところは素晴らしい。

Posted byブクログ

2020/11/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まさに美術史における多様性と激動の時代。美術史に限らず、歴史としても大きく近代化が進んだ中での新古典、ロココを含めアカデミーと、新しい芸術を求めた反アカデミー体制を含めた画家達。特に印象派やポスト印象派ばかりが注目されるが、そのベースとなっていく風景画家たちの存在が大きいことも忘れてはならない。 やはり絵画が白黒なのが惜しい…

Posted byブクログ

2019/10/21

男性が女性の裸体(画)を見たがるのは、生物学的な本能ではなく文化的な学習ではないかと疑いをもっている。古代ギリシアで男女平等に裸で彫刻されていたのが西洋を経由しているうちにどこかで、女性の裸だけが絵や彫刻のモチーフとして優先されるようになったのではないか。 本書で、フランス第二帝...

男性が女性の裸体(画)を見たがるのは、生物学的な本能ではなく文化的な学習ではないかと疑いをもっている。古代ギリシアで男女平等に裸で彫刻されていたのが西洋を経由しているうちにどこかで、女性の裸だけが絵や彫刻のモチーフとして優先されるようになったのではないか。 本書で、フランス第二帝政期のサロンにヌード表現が氾濫したと書いてあるのを読み、このあたりに源流があるのか、と一旦は考えた。もっと古くまでさかのぼれる可能性はもちろんある。

Posted byブクログ

2017/02/16

尾美の基準は古代の理想でなく「今ここ」にある。社会が激変した19世紀、近代的価値観のもとに多彩で個性豊かな芸術が同時多発的に出現する。

Posted byブクログ