リーダーの基準 の商品レビュー
当たり前をキーワードにリーダーのあるべき姿、実施すべきことを実例を交えながら解説している本。 現在、リーダーとして働くすべての世代対して役立つ本。
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ビジョンとはお客sまの期待に応えること。。 助けてといえる。 大切なことは面倒。 変化ではなく自らをよく知る。 観察力の大切さ。 組織における信頼の重要性 リーダーは見られている。
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自分の常識、他人の非常識という言葉を思い出した。自分のあたりまえと相手のあたりまえ、基準は違うこと。
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※このレビューにはネタバレを含みます
知り合いの大手企業の管理職からオススメされた一冊。 表紙の第一印象は、古くて堅苦しく読むのに時間がかかりそうだなと感じた。 しかし、2017年発行と最近のニュースも踏まえた内容と、抽象的な表現だけでなく具体例が多くあり、非常に分かりやすかった。 今まで読んできたリーダーに関する本とは、一線を画していて、リーダーにとってあたりまえな考え方/行動を学べる。 大事なポイントを次に記す。 ・観察力を鍛え、良い方悪い方、双方の想定外に対処する。 ・見えない経営のあたりまえとは、一般論や理想論を鵜呑みにして納得するのではなく、原理原則と個別論、自分、自社の強み弱みをよく知った上で、自分のリーダーシップを考えること。 ・人間は現状維持させたいという慣性が働いているので、新しいことに反対されるのはあたりまえ。 リスクを理解し、絶対大丈夫だと言い切れることが大事。 この他にも沢山の考えを学べた。 ぜひまたの機会に読み直したい一冊。
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組織におけるリーダーの役割を掘り下げていく。 キーワードは「あたりまえ」。 わかっていて当然、言うまでもないようなことでも、実は人によって「あたりまえ」のレベルが異なっている。 「あたりまえ」だと思っているから思考停止に陥る。 そして、本当の「あたりまえ」を見落としてしまってい...
組織におけるリーダーの役割を掘り下げていく。 キーワードは「あたりまえ」。 わかっていて当然、言うまでもないようなことでも、実は人によって「あたりまえ」のレベルが異なっている。 「あたりまえ」だと思っているから思考停止に陥る。 そして、本当の「あたりまえ」を見落としてしまっているかもしれない。 豊富な引用を元に、ハッと思わされる事例が次から次へと展開され、読み物として面白い。 話題は多岐にわたるが、実は同じことを違う側面から語っているところが多く、相互に関連し合っている。 ポイントをまとめてみよう。 まず、合理性・正論では人を動かすことはできない。 言葉ではなく、その背景にある気持ち・感情・高揚感、言い換えれば「ビジョン」「価値観」が共有されなければ人は動かない。 そして、目的や価値観が受け手に理解されなければコミュニケーションは本当の意味で成立しない。 表層的なコミュニケーションにとどまり、正論と正論がぶつかりあって対話が成立していないのではないか? 組織のメンバーがお互いに関心を持ち、自分の弱さを曝け出し、反対意見を言っても聞いてもらえるという信頼感を抱いていなければ、よい組織にはなれない。 一般論に頼ったり、専門家の意見に任せたり、周囲に合わせたりしていれば楽。 だが、楽をした瞬間に潜在力は失われる。 一般論に逃げずに、自らをよく知ること、メンバーが何を思っているのか、兆しに気づく観察力がリーダーには求められる。 人が成長するのは、成功の味を経験すること、「面白い」「はまった」という経験を通じて。 そのような経験をするチャンスを与え、「失敗しても諦めない自信」をメンバーに育むことこそリーダーがやるべきこと。 リーダー自信に「やりたい」という気持ちが根本になければならない。 責任体制や報酬体系などの制度の整備を、「やりたい」気持ちがないことの体のいい隠れ蓑にしてしまってはいないか? 先日、日本を代表する総合商社の副社長を務めた人物の講演を聴く機会があったのだが、この本で語られている内容と重なるところも多かった。 本書の中で宮崎駿の口癖が紹介されている。 「大事なことって、だいたい面倒くさい」 ビジョンや価値観をメンバーに響くまで伝え続け、価値観の異なるメンバーとも対話を通じてその違いを克服し、メンバーをよく観察し、成功を味わえるようなチャンスを与える。 一般論・正論に頼らずに地道な取り組みをやり続ける。 確かに「面倒くさい」。 が、リーダーとはそういうものなのだろう。
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「あたりまえ」という言葉で思考停止をしてはいけない ロジックは大事だが前提の違うもの同士がロジックで戦っても永遠にすれ違うだけ。議論よりも共感が上回る。なるほどと思わせる話が多いのだが、なんとなくスッキリしないのは研究者の視点で指摘されるからだろうか。 関連で興味を持った本:「あ...
「あたりまえ」という言葉で思考停止をしてはいけない ロジックは大事だが前提の違うもの同士がロジックで戦っても永遠にすれ違うだけ。議論よりも共感が上回る。なるほどと思わせる話が多いのだが、なんとなくスッキリしないのは研究者の視点で指摘されるからだろうか。 関連で興味を持った本:「あなたのチームは機能してますか?」パトリック・レンシオーニ
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人気のビジネス書や自己啓発本のキーフレーズを「おまとめ」したような内容。そのため、非常に読みやすく、また、わかりやすく書いてあるのが特徴。 自分の「あたりまえ」と他人の「あたりまえ」が違うことを理解するだけ、建設的な対話ができるように思うし、余裕も生まれる気がする。 「大切なこと...
人気のビジネス書や自己啓発本のキーフレーズを「おまとめ」したような内容。そのため、非常に読みやすく、また、わかりやすく書いてあるのが特徴。 自分の「あたりまえ」と他人の「あたりまえ」が違うことを理解するだけ、建設的な対話ができるように思うし、余裕も生まれる気がする。 「大切なことは面倒」。著名な本に「すべての悩みや人間関係の悩みである」とあったと思う。人材育成を大切とするなら、この悩みを避けては通れない、だから面倒をみるんだと、改めて、意識することができた。
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