職業としての学問 現代訳 新装版 の商品レビュー
ウェーバーが1917年に行った講義を現代のビジネスパーソン向けにアレンジされたのが本著。かなり意訳のようで、原本とは内容が多少異なるらしい。 100年経っても、人間が悩むこと、悩むが故に起こす行動や依存してしまうものも同じである事に驚いたと共に笑ってしまった。 自分の人生に責...
ウェーバーが1917年に行った講義を現代のビジネスパーソン向けにアレンジされたのが本著。かなり意訳のようで、原本とは内容が多少異なるらしい。 100年経っても、人間が悩むこと、悩むが故に起こす行動や依存してしまうものも同じである事に驚いたと共に笑ってしまった。 自分の人生に責任を持つことを恐れて、学生(若者)は教育者に未来の進路の先導者であることを期待し続けているように感じる。 ただ若者が求める「やりがい」や「自分らしさ」を見つけることに近道などなく、当たり前のことだが日々の雑務、時務を真面目にコツコツと果たしていくでしか、見つけ出せないのであろう。 自らの悩みも若者特有のありきたりなもので、ウェーバーによって少しお叱りを受けて身が引き締まった。
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難しかった…!とても分かりやすく書いてくださっているのはわかるけど、それでも難解で、え、今何が言いたいの?要するにどう言うこと?となってしまった…。これはもちろん訳者さんのせいではなく、私の教養不足のせいです。 ただ何度か理解できた瞬間もあったし、教師のあり方なんかは本当に仰る通...
難しかった…!とても分かりやすく書いてくださっているのはわかるけど、それでも難解で、え、今何が言いたいの?要するにどう言うこと?となってしまった…。これはもちろん訳者さんのせいではなく、私の教養不足のせいです。 ただ何度か理解できた瞬間もあったし、教師のあり方なんかは本当に仰る通りだなと思って、教師や教師になろうとする方にぜひ読んでもらいたいなと思った。
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職業としての学問、をとても分かりやすく読むことができた。その後、気になった箇所を岩波文庫版で読み直すことで理解が深まる。
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