見たのは誰だ の商品レビュー
1955年の書き下ろしだそうで、ちょっと昔の東京が舞台のミステリー。ちょっと古臭いかなと思いながら読み始めましたが、思いのほか楽しめました!
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大下宇陀児の初文庫化作品が発行される21世紀。いい時代ですねぇ。 倒叙作品ではありますが、三部構成でラストの怒濤の展開にはビックリで面白かった。
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意外なことに初文庫化の長編。 探偵小説全盛期に活躍した大御所だが、所謂『名探偵』は登場しない。巻末の解説にも詳しいが、『ロマンチック・リアリズム』とは上手い単語だと思う。 余り入手し易いとは言えない状況だが、本書を皮切りにぼちぼち文庫化が進むといいなぁ。
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