読むだけで楽しい数学のはなし の商品レビュー
数学がそんなわからなくてもさらさらっと読めて、実際に周りに話したくなるような話題がたくさん入っている本。高校生くらいの時に読んでいたら人生変わっていたのかも。数学あまり好きではなかった…という人も面白いと感じると思う。
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楽しかった。 今まで表題に楽しいとかわかりやすいと書かれているものに賛同できるものはあまりなかったが、この本は本当に面白かった。 ただ、これをもって数学が分かるようになるものではないのがちょっと残念で仕方がない。 勉強面が良いわけではないが上っ面だけなぞるのも気が引け...
楽しかった。 今まで表題に楽しいとかわかりやすいと書かれているものに賛同できるものはあまりなかったが、この本は本当に面白かった。 ただ、これをもって数学が分かるようになるものではないのがちょっと残念で仕方がない。 勉強面が良いわけではないが上っ面だけなぞるのも気が引ける。もっとがっつり数学の中身を紐解いたものでここまで読ませられるものが世の中にあるか期待したい。
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数学の面白く楽しいトピックの数々。読み進めるのに予備知識はまったく必要なし。どこからでも読める。感心したのは「板チョコを分割・並び替えて増やす方法」(広く知られているアレとはまた違ったものだった),エスカレーターで片方を空けるのと両方立ち止まるのとどちらが輸送効率がよいのかの考察...
数学の面白く楽しいトピックの数々。読み進めるのに予備知識はまったく必要なし。どこからでも読める。感心したのは「板チョコを分割・並び替えて増やす方法」(広く知られているアレとはまた違ったものだった),エスカレーターで片方を空けるのと両方立ち止まるのとどちらが輸送効率がよいのかの考察(なるほど,このようなモデルを作ればよいのか),二山崩し必勝法の分析,18畳の部屋に畳を敷くと「切断線」が必ずできてしまう理由,等々。著者(予備校の数学講師,とのこと)は今でも数学の不思議に対する驚きの気持ちを持っている(これ大事)。締めの言葉はアインシュタインの「人生の生き方は2つしかない。驚きなんて何もないと思うか,すべてが驚きだと思うかだ。」
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読むだけで楽しい数学のはなし 池田洋介 2017年3月7日初版 2017年5月23日読了。 身近な出来事や事象を数学講師でもあり、パフォーマーでもある池田さんが、独自の切り口で数学の不思議さ魅力を紹介してくれる一冊。 やはり人を惹きつける仕事のプロ! 分かりやすいし、興味を引か...
読むだけで楽しい数学のはなし 池田洋介 2017年3月7日初版 2017年5月23日読了。 身近な出来事や事象を数学講師でもあり、パフォーマーでもある池田さんが、独自の切り口で数学の不思議さ魅力を紹介してくれる一冊。 やはり人を惹きつける仕事のプロ! 分かりやすいし、興味を引かれるので読んでいて続きが気になる。 数学的アプローチをしているがこれまた分かりやすくて読んでいて楽しい。 ・ドラクエマップに秘められた真実 ドラクエで船を入手した後に、ひたすら上に進むと元の位置に戻ってくるのですが、地球と同じ赤道があるとした場合。つまり地球を北半球、南半球で分断するラインを通らないのです。 そこから導き出される真実は、ドラクエの世界は「球体ではない」ということ。コレは知らなかった。 ・他にも、マリリン・ボス・サヴァント女史による「炎上」事件。「モンティ・ホール問題」の紹介とか。 ・音楽プレーヤーのランダム再生の確率とか。 1000曲入ったiPodがあるとして、1日に30曲聴くとする。そして2日目も30曲ランダム再生する場合、同じ曲が重複しない確率は。 重複が起きる確率から1を引けば求めらる。それがこちら 1-(970/1000×969/999×・・・・941/971) この結果は0.6045 つまり「重複する」確率は60%もあり「重複しない」のは40%と思ったより少ないなどなど。 他にも数学的面白話がいくつもありました。 数学は面白い。と思わせてくれる一冊。
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