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自動運転でGO! の商品レビュー

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2018/08/26

自動運転を再現するための様々な最新技術が日々進歩し、それらを使った本格的な実験が世界各地の公道で始まっている。しかしながら、自動運転を実現するためには、乗り越えなければならない課題が、いまだ山のように積まれている。本書は、自動運転の技術はどこまで進んでいて、将来への可能性はどこま...

自動運転を再現するための様々な最新技術が日々進歩し、それらを使った本格的な実験が世界各地の公道で始まっている。しかしながら、自動運転を実現するためには、乗り越えなければならない課題が、いまだ山のように積まれている。本書は、自動運転の技術はどこまで進んでいて、将来への可能性はどこまで拡げられるを俯瞰することができる。厳しい現実を目の前にし、美しい言葉にただ踊らされていただけだった自分を痛感させられる。どこにどれだけのニーズがあるのか。深く考えさせられた。

Posted byブクログ

2017/03/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

もともと自動車の「自動」とは、自動運転の「自動」ではなく、「自らが自由に、いつでも、どこへでも、自分の好きな時に、動き廻れる」ものであった。昨今では、「自動」には、人間の指示なく「自動」で運転できるという意味が持たされているのではなかろうか。自動運転のレベルには5段階あり、レベル5は完全な自動運転であるという。自動車メーカーはレベル1から段階的にレベル5まで上げていくロードマップを掲げている一方、グーグル等のIT企業はいきなりレベル5を目標に研究を進めているという。自動運転の車の普及により、免許の返納が求められる高齢者であっても自動車に乗ることができるようになる、自動車を所有するというよりは共有するようになり、新たなビジネスが産まれる可能性がある等の明るい未来が待っている。ただし、これらの実現には技術の進歩、GPS等の位置情報やIoTセンサ等のインフラの整備に加えて、倫理面の解釈の進歩も求められる。例えば、自動運転中の事故の責任や、飲酒運転の可否等が挙げられる。本書を読んでいると、それほど遠くない未来には自動運転が可能な自動車が普及するように感じられる。そのような未来が早期に到来することに期待したい。

Posted byブクログ