陰と日向のボーダーライン の商品レビュー
ちょっと暗いお話…かな。 2作品とも陰のある攻めと真面目で素直なカプ。 あ、だから陰と日向か!タイトル通りのお話です〜 2作目は軽いキスのみ 大島先生好き
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▼あらすじ ゲイであることを必死に抑え込んで生きてきた新人サラリーマンの柴村。 憧れているのは会社の出世頭である上司の丸山課長だ。 スマートで仕事ができて格好いい大人の男。 そんな完璧な丸山が夜の公園で行きずりの男とセックスしている場面を目撃してしまう。 お互いゲイであることがわ...
▼あらすじ ゲイであることを必死に抑え込んで生きてきた新人サラリーマンの柴村。 憧れているのは会社の出世頭である上司の丸山課長だ。 スマートで仕事ができて格好いい大人の男。 そんな完璧な丸山が夜の公園で行きずりの男とセックスしている場面を目撃してしまう。 お互いゲイであることがわかり付き合うことになるが、逢瀬を重ねるごとに会社での丸山と違う顔を見せるようになる。 人前でいたずらされ、冷たい言葉に辱められ、乱暴なセックスを要求され…。 柴村の歪んだ顔を望む丸山に、心は乱されてしまい――。 *** 大島かもめ先生の作品を読むのは、『仕立て屋と坊ちゃん』と『恋ときどき、焼きサバ定食』に続いてこれで三冊目ですが、今回も楽しく読む事が出来ました。 表題作の他に『街角のプロローグ』というお話と描き下ろしが収録されており、仄暗いテイストの表題作とは対照的に街角〜の方は明るいテイストのお話になっております。 この作品を読んで確信したのですが、大島先生の作品はどれもストーリーの流れが自然で起承転結がしっかりしている為、安定した面白さがありますね。 因みに今回、読んでみて個人的に好みだと思ったのは街角〜の方です。 表題作は攻めが闇を抱えているキャラなだけあってなかなかテンションが上がらず、あまあま好きの自分としては最後の方でもう少しラブないし攻めのデレないしが見られたら良かったのになあと少し残念に思いました。(お話自体は面白かったです!) 一方、街角〜の方は心があったかくなるような胸キュンストーリーで、イタリアが舞台なだけあって雰囲気もお洒落でしたし、ラストの終わり方も非常に良く、純粋に続きが読みたいな…と思える内容でした。 表題作が仄暗いから余計、素敵に感じたんですかね(笑) とはいえ、どちらもしっかりハッピーエンドなので読後感が悪いという事はありません。 絵も上手ですし、仄暗いお話が好きという方は勿論、エロよりもストーリーを楽しみたいという方でもバッチリ楽しめる作品だと思うので、表紙買いしても損はないかと思います☆ 大島先生の次回作にも期待大です!(^^)
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二話収録なんだけど、どっちも続きが読みたーい! …と、ジタバタしたくなる作品。表題作、課長のヤンデレ具合は想像どおり。けど、なんとなく、下克上、というか、リバの予気配が漂っているのがニクい。イタリアのお話は、イタリア人らしからぬ(?)ロベルトとユースケが、少しずつ親しくなっていく...
二話収録なんだけど、どっちも続きが読みたーい! …と、ジタバタしたくなる作品。表題作、課長のヤンデレ具合は想像どおり。けど、なんとなく、下克上、というか、リバの予気配が漂っているのがニクい。イタリアのお話は、イタリア人らしからぬ(?)ロベルトとユースケが、少しずつ親しくなっていく様子が印象的。だからこそ、ユースケがイタリアに戻ったその後が気になるんですよ! …まあ、これで完結でも、余韻を残していていいんですけどね……ええ……。
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