ストレンジ・シチュエーション の商品レビュー
シリーズ5作目。 久しぶりにエンマ様を読んだけど、やっぱ面白い!2人の会話は笑えるw そして筒井さんと綿貫さんコンビとも結構仲良くなった。今回綿貫さんが傷心だったからかもだけど。 強盗殺人事件がこういう裏があるとは…。
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シリーズ第5弾、連作短編。署内のトイレで一人の巡査が拳銃自殺を図った。そして彼には夫婦殺害の容疑がかけられていく。残された兄妹の抱える問題など切ない終結を迎える。絵麻の優しさを感じる作品だった。
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安定感ある楯岡絵麻シリーズ5作目。天敵コンビ筒井・綿貫の良い味もジワジワ出てきて、上手くシリーズをコントロールしている。
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行動心理捜査官・楯岡絵麻 ストレンジ・シチュエーション 佐藤青南 行動心理捜査官・楯岡絵麻シリーズ⑤ ∞----------------------∞ 犯人が警察だった場合、こういう理由ならOKって訳じゃないからね!! 最後ちょっと正当化しようとしてる感じが嫌だった。 取り調べしてた人じゃなくて、後に犯人が判明するパターン多し。 2023/12/31 読了(図書館)
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題名のストレンジ・シチュエーションって、直訳すれば変わった状況だろうか。心理学用語だと、愛着理論として有名だが・・・この題名が作品にどう関わるのか楽しもうと、本書を手に取った。 予言の自己実現性はまた古い論文からの引用だと感じた。ピグマリオン効果もそのひとつだったと記憶している...
題名のストレンジ・シチュエーションって、直訳すれば変わった状況だろうか。心理学用語だと、愛着理論として有名だが・・・この題名が作品にどう関わるのか楽しもうと、本書を手に取った。 予言の自己実現性はまた古い論文からの引用だと感じた。ピグマリオン効果もそのひとつだったと記憶している。作品は4章で章ごとに歪んだ愛が描かれている。最初の事件が、織り込まれているものの、短編に近いと感じる。 綿貫の同期を思う気持ちもストレンジシチュエーションだ。最終章に向けて盛り上がってくる、ハズだ。絶対。きっと。たぶん・・・ 新橋の居酒屋でスッキリビールをあおるというより、哀愁を払拭するために飲みたい気分になった。
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このシリーズ、好きなんだけど、これは読後感が今ひとつ。イヤミスみたいだった。 兄妹をそのまま静かに暮らしてあげたかった。
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良い意味で、最後まで振り回されたな。 本当のところ宮出は正義だったのかどうか、、。 絵麻と筒井たちの関わりがどんどん濃くなっていく。
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06月-21。3.0点。 楯岡絵麻シリーズ。冒頭で警官の自殺から始まる、いつもとはちょっと違うテイスト。自殺の謎を追いつつ、通常の連作短編。 自殺に繋がる背後のテーマは、哀しい結末。
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栗山千明主演でテレビ東京系で連ドラ化された「サイレント・ヴォイス」の原作シリーズの5作目。今回は4つの異なる事件と1つの大きな事件に取り組む。4作目は読んでないが、少しこれまでと違う構成で、良かった
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今作は綿貫回と言ってもいいかもしれない。 ストーリーは綿貫の同期である宮出が拳銃自殺するところから始まる。 真実にたどり着いた綿貫が「同期の宮出が命懸けで守ろうとした二人の絆を、自分が引き裂くかたちになった」ときの心情は計り知れない。 結末の前に「非情家族の肖像」回があることで、家族のあり方の対比が浮かび上がるような気がした。
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