人間じゃない の商品レビュー
前にも一度読んだことあるのに何にも覚えてなかった 記憶力ぇ… 「赤いマント」 「崩壊の前日」 「洗礼」 「蒼白い女」 「人間じゃない」
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ユーモアからミステリ、ホラーまで様々な作品が収まっている。未収録作品をまとめてはいるものの、腰を抜かすほどの短編はなかった。 ただ最後の「人間じゃないーB〇四号室の患者ー」の出来はなかなかだった。
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私の1番好きなミステリ「十角館の殺人」の綾辻先生。 恐怖している、怯えている人間の描写が本当にお上手で、その怖さが読み手にも伝染してきますね。 収録されている中だと「洗礼」が純ミステリっぽい。 1番ホラーと感じたのが「蒼白い女」。最終ページでついつい怖くなり無駄に後ろを振り返っ...
私の1番好きなミステリ「十角館の殺人」の綾辻先生。 恐怖している、怯えている人間の描写が本当にお上手で、その怖さが読み手にも伝染してきますね。 収録されている中だと「洗礼」が純ミステリっぽい。 1番ホラーと感じたのが「蒼白い女」。最終ページでついつい怖くなり無駄に後ろを振り返ったりしてしまいました(笑) インパクトが強いのは「人間じゃない」。 過去作を未読でも楽しめますが、読んだことがある人は読了後に過去作を再読したくなるのでは?笑 私はなりました。特に人形館あたり。 最後に…見返し(遊び紙というのでしょうか?)のデザインや色合いがとっても素敵です!!
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ホラーとミステリーの短編5作品。 赤いマント…昔から流行っている怪談を利用したミステリー。思い込みを利用したトリックに、そんな考え方もあるねと感心。 割と淡々としてるかな。難しい言葉の選び方のせいか、頭に浮かびにくかった。
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どんどん橋落ちたの続編の洗礼が入っていて面白かった。話の設定的に予想できたが、トリック部分はちゃんと論理的だけど、ミステリー研究会ではこれでもダメ出しされるのか。ミス研ってなかなか厳しいんだな。
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装丁に一目惚れ。素敵。遊び紙が入っているなんて!豪華! 内容は、入るところがなかった切れ端を集めた感じ。どうということもない。でもやはり話の作りが手練れ。
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5編からなる短編集。 綾辻先生いわく「綾辻行人的謎物語」。 洗礼以外の作品はすべて背筋がゾクッとする怖さだった。 ホラーです、と銘打ってないにも関わらず怖い。 個人的には「蒼白い女」が一番怖かった。
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読みやすい短編集でした。短編執筆時の綾辻行人の思いが解説されていて、そこが興味深いです。私生活と作品がけっこう影響し合うんですね。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
人間じゃないが個人的には一番印象に残った。 少女の体の中に潜む怪異のようなもの。屋敷に入ったことでそれが呼びさまされ、人ならざるものに変容していく。表現力に優れているため、その姿は安易に想像することができた。 主人公の青年の冷静すぎる感じが一種の狂気性を孕んでいるようにも感じられ、それも含めてゾクリとした話だった。
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綾辻行人の過去作品の番外編集と言った感じで、過去作品を読んだ上で読めるか、で面白さが決まりそう。それも、特定の作品ではなく、フリークスやどんど橋落ちたのような複数の作品の番外編だから質が悪い。。。 とは言え、作品自体はそれぞれの作品のテイストを受け継いだ、まさに番外編的な作品とな...
綾辻行人の過去作品の番外編集と言った感じで、過去作品を読んだ上で読めるか、で面白さが決まりそう。それも、特定の作品ではなく、フリークスやどんど橋落ちたのような複数の作品の番外編だから質が悪い。。。 とは言え、作品自体はそれぞれの作品のテイストを受け継いだ、まさに番外編的な作品となっていて、あぁ、そういえばこれってこんな作品だったなぁ、と思い出しながら読むのが結構楽しかったです。
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