誰も教えてくれない計画するスキル の商品レビュー
あるあるが多い話ではあったが、 計画とは何のために作るのか?について、 改めて気づかせてくれた本。 対処法とかはありきたりな内容でしたが、 初心者の方とかは一度読んでみると良いと思います。 【勉強になったこと】 ・プロジェクトには不確実性があり、 プロジェクト開始時点の見積も...
あるあるが多い話ではあったが、 計画とは何のために作るのか?について、 改めて気づかせてくれた本。 対処法とかはありきたりな内容でしたが、 初心者の方とかは一度読んでみると良いと思います。 【勉強になったこと】 ・プロジェクトには不確実性があり、 プロジェクト開始時点の見積もりでは、 実に0.25~4.0倍の開きが出る。 ・計画の7ステップ ①要求理解 ②プロジェクト定義 ③成果物定義 ④マイルストーン定義 ⑤プロセス設計 ⑥スケジュール化 ⑦タスク分解 ・要求理解では、以下の6Rを確実に抑えること。 Real Situation(状況): 今、何が起きているのか? Recognition(問題意識): その状況をどう捉えているのか? Requirement(要求): どんなアプローチで解決するのか? Reason(意図・裏づけ・仮説): なぜ、その解決策なのか? Range of Work(今回のスコープ): 今回は何をすれば良いのか? Result(期待する成果): どんな成果を見込んでいるのか? ・プロセス設計で大切なポイントは、 手順ではなくインプットとアウトプットの関係を 見える化するということ。 ・プロセス設計のプロセス ①成果物からタスクを発想する ②タスクをグルーピングする ③各グループの入力と出力を定義する ④入力と出力の関係をつなぐ ⑤下位プロセスを設計する ・IPOの考える視点は、O→I→Pの順。 ・計画は基準であり、問題が発生したときに、 どういった影響があるのか立ち戻るためにある。 変わることが悪いことではない。 ・バッファは個々のタスクに積まないほうがよい。 個々のタスクはギリギリ、カツカツで見積もり、 バッファは最後にまとめて積んでおく。 ・計画が書けないのは、成果物とプロセスの関係が 設計されていないから。
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SEの場合、要件定義が曖昧だと成果物の品質が悪いし、作業時の急な要件追加などが発生する可能性が高い それと同じで、計画が曖昧だと成果が上がらない。という事だろう。 内容としてはSE経験がある人には知っていて当然の非常にオーソドックスな本筋から外れない内容だった。 また、最初に...
SEの場合、要件定義が曖昧だと成果物の品質が悪いし、作業時の急な要件追加などが発生する可能性が高い それと同じで、計画が曖昧だと成果が上がらない。という事だろう。 内容としてはSE経験がある人には知っていて当然の非常にオーソドックスな本筋から外れない内容だった。 また、最初に出てくる「計画あるある」を見て、どこも一緒だなぁと思った。 成果を生み出す3つの方法論 1.プロセスデザイン 2.ファシリテーション 3.マネージメントエンジニアリング そして計画するスキルを理解する事で出来る事を最初に提示している。 ・計画の目的を理解する ・計画のプロセスの全体像を理解する ・成果物の役割と作成のタイミングを知る ・成果物が作れるようになる 気に入った一言 計画とは常に見直す必要があるという事 計画を立てる効果 ・現実可能性がわかる ・何をすべきかがわかる(迷いなく行動できる) ・コミュニケーションが取れる ・変更が出来る 不確実性に対処する3つのアプローチ ・不確実性自体を小さくする ・徐々に不確実性を小さくする ・衝撃に備える 計画の7つのステップ 1.要求理解 2.プロジェクト定義 3.成果物定義 4.マイルストーン定義 5.プロセス設計 6.スケジュール化 7.タスク分解
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クリティカルチェーンにおけるバッファの考え方は、余裕を持ったスケジュール(確率80~90%)とギリギリのスケジュール(確率50%)の差をバッファとして扱うもの。 自分が使える時間は厳しめに見ておく方がよい。感覚的には自分が思っている時間の6~7割程度。 タスクの粒度は、2~16時...
クリティカルチェーンにおけるバッファの考え方は、余裕を持ったスケジュール(確率80~90%)とギリギリのスケジュール(確率50%)の差をバッファとして扱うもの。 自分が使える時間は厳しめに見ておく方がよい。感覚的には自分が思っている時間の6~7割程度。 タスクの粒度は、2~16時間以内におさめる。プロジェクトマネジメントでは、ワークパッケージは40時間以下の大きさにすると言われている。 作業範囲記述書(Statement of Work ) 背景・目的・ビジネスニーズ、スコープ(行うこと、行わないこと)、コストと期間、成果物、スケジュール・マイルストーン、目標(受入基準)、リスク、前提条件、制約条件、コミュニケーション
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