1,800円以上の注文で送料無料

神様ドライブ の商品レビュー

4

8件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    5

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/10/03

全国の神社を巡る旅、その道中で出会う人々との関わりで、3人は変わってゆく。神社については特段詳しいわけではなく、それこそ「好きかどうかなんて考えたこともない」存在でしたが、丁寧な描写で各所の美しい神社の風景が浮かび、今まで着眼したことのない部分の解説も相まって、読んでいるうちにだ...

全国の神社を巡る旅、その道中で出会う人々との関わりで、3人は変わってゆく。神社については特段詳しいわけではなく、それこそ「好きかどうかなんて考えたこともない」存在でしたが、丁寧な描写で各所の美しい神社の風景が浮かび、今まで着眼したことのない部分の解説も相まって、読んでいるうちにだんだん行きたくなってきます。ラストは意外とあっさりで、中終盤あたりからは何となく予想がついてしまいますが、書き込まれた表現で感情移入して読むことができます。ラストでもう少し相手方の心情や背景があると、より納得感のあるラストになったのかもしれませんが、大した理由や背景がないというのも、それはそれで人間臭さなのかなとも思います。

Posted byブクログ

2023/12/23

就活がうまくいかない大学生みのぴーと何故か休職中のつむつむ。途中で出会った看護師のほのかが、全国の神社をドライブしながら巡る3人旅。 行ってみたい神社とそこに纏わる神様のお話し、神社での作法など興味深く読んだ。

Posted byブクログ

2022/10/31

心に傷を負った3人のドライブ。結果こんな楽しい旅はないのではないかと心底羨ましいと思った。神様の話も興味深く、本当に知らないことだらけ。ラストもとても良くて、読み終わりはとても清々しい気持ちになった。

Posted byブクログ

2021/10/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

神社の知らなかったことがたくさん知れて面白い。これ読んでから参拝いきたい。これ読んで神社に興味持った。

Posted byブクログ

2021/09/20

この人の本は初めまして。 タイトルどおり、全国の神様(神社)を巡る旅のお話。神社って、こう言ってはなんだけど、どこも似たような雰囲気だと思っていたけど、それぞれの神社で所縁やお祀りしている神様も違って、神話の舞台になっていたんだなぁ。 そういうことを知ってお参りをすると、また新...

この人の本は初めまして。 タイトルどおり、全国の神様(神社)を巡る旅のお話。神社って、こう言ってはなんだけど、どこも似たような雰囲気だと思っていたけど、それぞれの神社で所縁やお祀りしている神様も違って、神話の舞台になっていたんだなぁ。 そういうことを知ってお参りをすると、また新たな気持ちでお参りができそうだと思った。

Posted byブクログ

2017/07/16

全国の神社をめぐる話。ストーリー自体は面白かったですが、主人公たちの描写がややわざとらしい印象でした。

Posted byブクログ

2017/05/05

就活が上手くいかない大学生、みのるがひょんなきっかけからほとんど知らない男性、紬さんと全国の神社を回る旅に出かけることになり・・・ ロードムービーならぬロードストーリーです。 登場人物はみのる、紬さん、ほのかのほぼ3人。 あとは八百万の神々。 神社の歴史とかも読めてなかなか...

就活が上手くいかない大学生、みのるがひょんなきっかけからほとんど知らない男性、紬さんと全国の神社を回る旅に出かけることになり・・・ ロードムービーならぬロードストーリーです。 登場人物はみのる、紬さん、ほのかのほぼ3人。 あとは八百万の神々。 神社の歴史とかも読めてなかなかおもしろかったし、ストーリーもさわやかな感じです。 みのるの過去はともかく、男性がそこまで過去に引きずられる訳が弱い気もしましたが、神社の持つ荘厳な雰囲気と再生はぴったりかも。

Posted byブクログ

2017/04/09

友達もいなくて、就活も上手く行かず、何もかも諦めようとしていたみのるは、ある日、唯一の友人・立木の家で謎の男性・紡に出会う。その紡に誘われ、全国の神社を巡る旅に出ることになる。 8年前に亡くなった神主の父の影響で、神社を避けていたみのるだったが、その過去を乗り越え、旅に出ると、み...

友達もいなくて、就活も上手く行かず、何もかも諦めようとしていたみのるは、ある日、唯一の友人・立木の家で謎の男性・紡に出会う。その紡に誘われ、全国の神社を巡る旅に出ることになる。 8年前に亡くなった神主の父の影響で、神社を避けていたみのるだったが、その過去を乗り越え、旅に出ると、みのるの知識はすごく役に立つ。日本の神様は八百万と言われるほど、多数で、扱っている小説も多々あるが、この作品ではカタカナで表記していて、なおかつ、本当に基本の部分だけに触れているので、分かりやすい。途中から、参加する看護師のほのかも含めて、プライベートに悩みを抱えつつも、この旅をすることで、自分の未来を切り開いていったり、とにかく、登場人物たちが、みんな優しくて、それぞれを思いやる心に思わず涙…初読みの作家さんだったけど、心温まるいい作品だった。

Posted byブクログ