紙のピアノ の商品レビュー

新堂冬樹(著者)

2022/01/19

普段あまり読まない作家さんで「読み始めたら夢中になるよ」との鳴り物入りで読み始めたのですが、マンガチックなストーリー運び。先入観と偏見なのかもしれませんが。

分かり易い展開で、楽しい一時でしたが、
もっと重厚でもよかったのにな…

2021/11/14

ストーリー的に主人公が１位でハッピーエンドだと思ってた。驚きというか、いい意味で裏切られた〜！主人公の先生が亡くなったりとか、「えっ」と思うことがたくさんあった。
最初キャラクターがあんま好きじゃなかったけど、だんだん惹かれる。

2021/02/25

yk

気づいたら、ほのかちゃんたちと同じ世界に入り込んでいて、どっと疲れた。登場人物の個性が強くてはじめは愛せないかもしれないけれど、読み進めていくとみんな愛おしくなる。
久々にこんなに入り込めた。

2020/05/31

うーん…。

設定や人物像・コンクール内容がありえない。
コンクールってこんなに仲良しこよしじゃないし全く緊張感が伝わってこない。
期待して手に取ったのに残念。

2020/04/28

充分楽しめた。という前提で物申したくなってしまいました。

貧しい環境で育ちながら、運命の恩師と出会いピアノの才能を開花させていく少女の物語です。恩師が与えてくれた紙に書いた鍵盤でピアノの練習をするという、とてもハートフルなところからスタートします。宿命のライバルも登場し盛り上がりのある展開になっております。

しかしこの本どうしても突っ込み入れながら読む事になるので、楽しんで読めたのにどうしても物申したくなる本でもあります。すみません。
とても漫画的な展開で、心象描写よりも全部言葉に出してしまっているのでとてもガチャガチャした印象になってしまっているのがとても気になりました。
誰かと何かを競う人は自分が一番の敵という気がするのですが、この本の少女たちは自分に向き合うよりも言葉で相手のマウントを取ろうとしゃべり狂っています。
これだけ会う度にキャンキャン吠えあっている犬のような状況を、毎回毎回書かれると少々食傷してしまいます。

演奏シーンも、もっと静謐で迫力のあるシーンを作ってくれればいいのですが、主人公の演奏シーンの描写などは非常にあっさりしており、なんでそんなに演奏が優れているのか伝わってこないんですね。どちらかというとキャラが立っているライバルたちの演奏の方がとても臨場感があって、音楽的だなと思いました。

物語の展開自体はとてもワクワクするものなので、ちょっと料理方法が僕には合わなかったかなと思います。

2019/11/15

普段、純文学を読んでいた日常からこちらを読んだけど、
あまり心に響かなかった。物語の運びも都合が良いように書いてる。クラシックが分からないと文章で演奏の良さを書かれてもてんでわからない。。

2017/06/02

リスト「ラ　カンパネラ」
ベートーベン「テンペスト」
ラフマニノフ「ピアノ・ソナタ第一番」
ショパン「夜想曲」
リスト「ため息」
ラヴェル「水の戯れ」
リスト「超絶技巧　鬼火」
リスト「超絶技巧　マゼッパ」
ラヴェル「夜のガスパール　水の精」
リスト「リゴレット」
リスト「超絶技巧　狩」
リスト「ハンガリー狂詩曲　第二番」
リスト「ハンガリー狂詩曲　第六番」
リスト「超絶技巧練習曲　雪あらし」

曲を聴きながら読んだ。
「ピカルディの三度」もわかってよかった。
映像化してほしい。

2017/03/16

なかなかよろしいｗ

ただ「羊と鋼の森」「蜜蜂と遠雷」のあとにきたので、ちょーっと見劣りしちゃったのが残念！
これはこれでいいんですけどね～ｗｗｗ

キャラが面白いけど、さすがに「ねーわ！」って感じでｗｗ

ま、エンタメよりってことで一般的には楽しめるかなとｗ