すばらしい日々 の商品レビュー
楽しくて幸せで一瞬で過ぎてしまう毎日を改めて愛おしく感じたのと、いつか終わりがくることの怖さも感じた
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とりとめのない日常をすくうようにして書かれたエッセイだけど、紙背には“死”への気配が終始漂う。死があるから生が肯定されるし、過去になるから記憶は美しくなる。今を生きようとすると、手のひらからすり抜けてしまう。その儚さと、日常の尊さに気付かされる。
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散りばめられているキラキラした事 ふと読むとじわっと涙が出てしまう。 言葉にあまりにも合いすぎたすばらしい愛に溢れた写真とともに 後から思うとあれは幸せだったんだとか、なんだか人生のすばらしい時間や思い出がばななさんの言葉で溢れていて まだそこまで人生を過ごしていないけど、こん...
散りばめられているキラキラした事 ふと読むとじわっと涙が出てしまう。 言葉にあまりにも合いすぎたすばらしい愛に溢れた写真とともに 後から思うとあれは幸せだったんだとか、なんだか人生のすばらしい時間や思い出がばななさんの言葉で溢れていて まだそこまで人生を過ごしていないけど、こんな風に思ったり、ここに書かれている人達みたいに過ごしたいなと思う
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心が暖かくなる本。水のようにさらっと読めるけれども、水が光を反射してキラキラと輝くように人が生きていく上で大切なことがたくさん詰まっている、そんな本。読んでよかったと思える本です。
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こんなにさらっと読んでしまったけど、もっと丁寧に、陽の光が差す部屋で、噛み締めながら読みたいな 気をつけないとあっという間に過ぎてしまう日常の一つ一つを掴まえて、そのきらめきを知ることは、きっと日々の余裕がなくなってしまうであろう社会人生活の中でも忘れないようにしなきゃ、と思う ...
こんなにさらっと読んでしまったけど、もっと丁寧に、陽の光が差す部屋で、噛み締めながら読みたいな 気をつけないとあっという間に過ぎてしまう日常の一つ一つを掴まえて、そのきらめきを知ることは、きっと日々の余裕がなくなってしまうであろう社会人生活の中でも忘れないようにしなきゃ、と思う 今の私は「体が勝手に」「逃げても逃げなくても」がお気に入り
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両親の死など内容は悲しいものも多かったが、それでもばななさんの優しさが溢れる作品。 エッセイなのに涙を堪えながら読んだ。 潮さんの挿絵(写真)も素晴らしかった。
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悲しみ・淋しさ・孤独感・不安·····身の上に起きた辛い事、それを時間が過ぎて振り返った時に、どの時間も、どの感情も「愛おしい」と語れるように私も日々を積み重ねて行きたい。とても大きな悲しみや、支えきれない淋しさでなくとも・・・日常のチョット、辛いな・・・の「チョット」な出来事も...
悲しみ・淋しさ・孤独感・不安·····身の上に起きた辛い事、それを時間が過ぎて振り返った時に、どの時間も、どの感情も「愛おしい」と語れるように私も日々を積み重ねて行きたい。とても大きな悲しみや、支えきれない淋しさでなくとも・・・日常のチョット、辛いな・・・の「チョット」な出来事も逃げずに向き合って、少し進んで振り返った時に「苦しかったな、でも頑張ったな」て、愛おしく思いたい。何も大きな事は出来ないけど、嫌でも進んで行く時間を大事にするぐらいは出来るかな。
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キッチンもツグミも死を意識した作品だが、エッセイを読むと、その味わいがさらに増すように思う。 この方の小説を私自身はあまり好きではないけれど、このエッセイの中で語られる、自然で意識しないことの良さ、には本当に共感できる。 そして、もうこの歳50代になると本当に納得できることだけで...
キッチンもツグミも死を意識した作品だが、エッセイを読むと、その味わいがさらに増すように思う。 この方の小説を私自身はあまり好きではないけれど、このエッセイの中で語られる、自然で意識しないことの良さ、には本当に共感できる。 そして、もうこの歳50代になると本当に納得できることだけで生きていきたいという思いが募ってくる。そんな気持ちを強めてくれるエッセイでした。
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40代で読むと心にしみる。周りや自分の死を意識するようになる頃、残りどんな気持ちで生きていくか考えさせられた。
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吉本ばななさんの作品はまるで映像を見ているかのように、すぅーっと文字から映像が入ってくる。 生と死、震災などのテーマも扱っているが重すぎず、かといって軽すぎない。
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