知的な老い方 の商品レビュー
投資の研究会を作り、メンバーを集めて発表会を開く、 いいアイデアだと思う。 発表するために真剣に考え、調べることを継続するようになれるはず。
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「浜までは海女も蓑切る時雨かな」 招待は断らない。ご馳走する。恋をする。 歳を重ねただけでは老いない。理想を失うときはじめて老いる。 カーネルサンダースは65歳のときケンタッキー・フライド・チキンを始めた。 少人数の会で十分におしゃべりをすることは健康法になる。 会を主宰...
「浜までは海女も蓑切る時雨かな」 招待は断らない。ご馳走する。恋をする。 歳を重ねただけでは老いない。理想を失うときはじめて老いる。 カーネルサンダースは65歳のときケンタッキー・フライド・チキンを始めた。 少人数の会で十分におしゃべりをすることは健康法になる。 会を主宰する=随所に主となれ=主体性を失わない=ご馳走する、人をもてなす。 菊池寛「夜は一行だって書こうと思ったことはない」 歳をとったら仕事は朝に限る。朝飯前の仕事。 まずは予定表を作る。日記より予定表が大事。まずは難事より始めよ。 図書館で仕事をする。食事はうちで、午後また図書館に行く。 雑談会を始める。 忘れることを恐れない。忘れる代わりに、楽しいこと面白いことを頭に入れる。楽しいことを待つ生活。 誕生日前に亡くなる人が少ないのは、待つ心が活力になるから。 規則正しい生活、活発に動くことが元気の素。
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著者の何歳になっても人生を前向きに楽しんでいる姿が好きだ。 この本を読んで、15階まで階段で登るようになった。 3日目にして体力がついたことを感じる。 病いは足からくる。 15年間坂道で自然と鍛え上げていた10代と同じ水準に身体能力を、いやむしろそれ以上にこれからしていくことを...
著者の何歳になっても人生を前向きに楽しんでいる姿が好きだ。 この本を読んで、15階まで階段で登るようになった。 3日目にして体力がついたことを感じる。 病いは足からくる。 15年間坂道で自然と鍛え上げていた10代と同じ水準に身体能力を、いやむしろそれ以上にこれからしていくことを今試みている。
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※このレビューにはネタバレを含みます
『思考の整理学』の著者も、すでに93歳! 矍鑠とした老人の生き方指南。といっても訓戒を垂れるというよりは、エッセイ。 株投資は危ないが、会社経営、老後の働き方、参考になる。
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こんな本を読むのは、ぼく自身年寄りの仲間にはいりつつある(すでに入っている?)と自覚するようになったからからもしれない。滋比古先生はすでに95になるのに、まだまだ本を出している。たいしたエネルギーである。もちろん、これはどこかで聞いたことがあるという話もあるが、それなりに新鮮さを...
こんな本を読むのは、ぼく自身年寄りの仲間にはいりつつある(すでに入っている?)と自覚するようになったからからもしれない。滋比古先生はすでに95になるのに、まだまだ本を出している。たいしたエネルギーである。もちろん、これはどこかで聞いたことがあるという話もあるが、それなりに新鮮さを感じさせるからたいしたものだ。本書はこの夏北京へ行く前の日に空港の書店で買ったもので、飛行機の中で読み終えたが面白かった。滋比古先生はこの年になっても出版社をつくったり(もともと編集の仕事をながくしていた)、株をやったりする。株はお金を儲けるためで、老後年金だけではこころもとない。お金が必要だと堂々という。お金を口にするのは恥ずかしいという考えを日本人はもっているが、中国人などはお正月のあいさつに「お金がもうかりますように」と祈る。「金」が三つもついた漢字を店の名前や人間の名前に入れたりする。関西人もお金を口にするのをはばからない。滋比古先生は生命保険は人が死んでからお金が入るので、本人にとっていいところがないと入らない。滋比古先生は年をとってからおしゃれをするようになった。それを代表する俳句が、瓢水の「浜までは海女も蓑着る時雨かな」である。海女はどうせ海にはいるのだから、そこへ行くまで雨がふっていようとそのまま行けばいいのに蓑を着る。たしなみは忘れないということである。味わい深い俳句である。滋比古先生は年をとって、人にご馳走することを進んでやるようになったという。これはいいことだが、人にご馳走するということは自分の配下に入れようとすることでもある。メディア関係者が政治家にご馳走になって、自由にものが書けないと批判されることがある。割り勘がいやなら、ご馳走したり、してもらったりすればいい。その方が変な借りをつくらなくていい。一方で、お山の大将になって(本人が言っている)いっぱいしゃべって聞いてもらって満足しているわけだから、その聞き料と思えばいいのかもしれない。あと、蔵書の始末に困った場合はゴミとしてだせばいいというのは名言だ。
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このところ多忙につき、読感を書いている時間がない。 とりあえず、読みましたということで、読了日と評価のみ記載。
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20170318 タイトル通り。90才を超えている作者の意見なので清聴するしかない。楽しく生きる老人が普通に過ごせる世の中になれば良いが。
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