日本-喪失と再起の物語(上) の商品レビュー
海外記者による日本人論。 うーん?と思うところもあるが、こういう視点から改めて日本を見つめてみるのも面白い。
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"外国のジャーナリストから学ぶ日本の近代史。 小泉首相時代の日本の政治を改めて振り返って気が付くこともあった。 郵政民営化に賛成か、反対か、とメディアでは劇場型選挙をあおったが、それは、表面的な視点だったと。 著者の視点では、これは過去の政治システムからの変革を目指した...
"外国のジャーナリストから学ぶ日本の近代史。 小泉首相時代の日本の政治を改めて振り返って気が付くこともあった。 郵政民営化に賛成か、反対か、とメディアでは劇場型選挙をあおったが、それは、表面的な視点だったと。 著者の視点では、これは過去の政治システムからの変革を目指したものであり、いわゆる金券政治の牙城、本丸であった郵政を民営化することで自民党の体制変革を狙ったものであったと。 見事、自民党をぶっ壊した小泉さんだが、その後は急におとなしくなる。改革が矢継ぎ早に繰り出されることを期待していた有権者は肩透かしを食らった形になった。 本書は一貫して、東日本大震災に寄り添った著者の視座がある。 下巻を読み始めよう。"
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