ホメ渡部!「ほめる奥義」「聞く技術」 の商品レビュー
相手を気持ちよくホメるために、アンジャッシュ渡部はどんなテクニックを使っていたのか? 渡部本人が意識的に事前リサーチしていた努力に加え、心理学を活用して相手を喜ばせるテクニックなどを紹介する本。 アンジャッシュ両名の対話とともに、本書の監修者である松下信武氏が、そのテクニック...
相手を気持ちよくホメるために、アンジャッシュ渡部はどんなテクニックを使っていたのか? 渡部本人が意識的に事前リサーチしていた努力に加え、心理学を活用して相手を喜ばせるテクニックなどを紹介する本。 アンジャッシュ両名の対話とともに、本書の監修者である松下信武氏が、そのテクニックを分析・解説している。 人間関係で必要なコミュニケーション能力が養われるので、特にビジネス上の会話を学びたい人は読んでおくとよい一冊。
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・ホメる=単なるおべんちゃら という図式は一方的な思い込み。ホメることに習熟すると、相手のことを常に関心をもって見るようになる上、相手のことを常に関心をもってみるようになはり上、相手のよさを見つけようとするようになり、すごくいい社会的訓練ともいえる。ビジネスの場合、時として相手の...
・ホメる=単なるおべんちゃら という図式は一方的な思い込み。ホメることに習熟すると、相手のことを常に関心をもって見るようになる上、相手のことを常に関心をもってみるようになはり上、相手のよさを見つけようとするようになり、すごくいい社会的訓練ともいえる。ビジネスの場合、時として相手のことを強く責めることが必要な場面はあるが、そのような対応はできるだけ最低限に抑え、ふだんはできるだけ相手をホメたほうがいい。 ・学習においては模倣が大切と言われるが、模倣は非常に能動的な営みである。何を模倣すりのか、誰を模倣すればいいのか、どこを模倣するのか、どうすれば模倣が自分のものになるのかなど、自ら進んで真似をしなければ、ものにはならない。他人から支持された通りにやることな模倣とは違い、受け身の営みであり、能力開発にはつながらない。 ・コミュニケーション能力を磨く第一歩として、「自分が嫌いなもの」を分析することは自分を知るために効果的である。また、嫌いな相手、苦手な相手への対処というのは大きな壁。聞く行為は、自分を成長させる効能があることを知った上で意識して活用することが重要。 ・「好きな動物は何ですか?」と聞くだけでなく、必ずその理由を聞くことが大事。理由として挙げられた答えそのものが、本当は自分がホメてほしい場所だったりする。どういうところが好きかという理由こそが、本当 に認めてほしい部分。逆に「嫌いな俳優とその理由」を尋ねると、自分の本当のコンプレックスがみえてくる。自分の嫌な部分がわかるから、それを他人に投影して悪く言いたくなる心理が働く。 ・ホメる技術7つの法則 1)ホメる前に事前情報をしっかりと仕入れる 2)相手が感動するくらい、具体的に、焦点をあててホメる 3)身体感覚や日常感覚に訴える数字を使ってホメる 4)ホメ方は一定の強度ではなく、上下させる5)相手の短所またはホメるほどでもないところは、ユーモアをもって指摘すると、ホメられた感動が大きくなる 6)ホメる意図を無理に隠す必要はない。堂々とホメるほど、ホメ効果が上がる(意図をわざわざ言う必要はない。人はウソだとわかっても、ホメられるとうれしいもの) 7)ホメられることを好きにぬると、ホメ方が上手になる
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渡部の本というより、監修者によるほめ方本であった。ほめることをスキルととらえ、7つに分けるのはわかりやすい。そのほめスキルを支える能力も7つ、というのもよし。でも、努力をする才能のトレーニングは、どうかなあ。
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