タンポポハンドブック の商品レビュー
タンポポハンドブック 保谷彰彦 分一綜合出版 世界中でタンポポは2500種もあり ニホンだけでも30種類の花があるらしい タンポポは一つの茎に一つの花で 茎も葉も中空で茎葉が無いのが特徴 ニホンのは日本古来もものとセイヨウタンポポがあり 今ではその雑種が日本中に広がっているとい...
タンポポハンドブック 保谷彰彦 分一綜合出版 世界中でタンポポは2500種もあり ニホンだけでも30種類の花があるらしい タンポポは一つの茎に一つの花で 茎も葉も中空で茎葉が無いのが特徴 ニホンのは日本古来もものとセイヨウタンポポがあり 今ではその雑種が日本中に広がっているという それぞれの見分け方は簡単ではないけれど ニホンタンポポは地域が一つの目安となり 総苞の外片(額の外側の葉)が上向きに張り付いている 外来種や雑種は外片が外に広がっているので同定しやすい ニホンタンポポはは更に舌状花で二倍体である (二倍体=細胞内に2組のゲノム=染色体を持つ生物のこと) 動物のホトンドは二倍体だけれども 植物では三倍体以上の倍数体を持つものが多い 二倍体ではメスとオスのよるゲノムの卵子と精子が分かれて 別々に組み合わされ第三のゲノムができるのに対して 倍数体では受粉工程を省き単独で種子を作る タネは全て多様性のない親と同じ遺伝子を持つクローンになる この二倍体のニホンタンポポと三倍体のセイヨウタンポポが まれに受精して雑種をつくる事があり 今では他を制して最も多く全国に繁殖している
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