世界で一つだけの殺し方 の商品レビュー
不可思議な現象の起こる街、ピアノコンサートが行われる動物園。 犯人はどんなトリックで犯行を行ったのか? 超絶技巧の殺し方! 芸術探偵シリーズの第五弾。 ハウダニットに傾倒した技巧派ミステリになっている。 世界で一つだけとタイトルにあるようにそのトリックは中々奇天烈、衒学と蘊蓄に...
不可思議な現象の起こる街、ピアノコンサートが行われる動物園。 犯人はどんなトリックで犯行を行ったのか? 超絶技巧の殺し方! 芸術探偵シリーズの第五弾。 ハウダニットに傾倒した技巧派ミステリになっている。 世界で一つだけとタイトルにあるようにそのトリックは中々奇天烈、衒学と蘊蓄に耐えられるなら読む価値あり。
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ミステリーではないけど、普通のミステリーでは出てこないようなトリックが面白いもので、物語として楽しく読むことができた。 それぞれの説明が細かいので好みはわかれそう。
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タイトルと表紙買い。 二編の中編? が入った話。つながりが若干ある、程度。これ、もしかして何かのシリーズなのかもしれない。このひとの話、あんまり読んでないし、正直芸術系のうんちくはつらいから読み飛ばしちゃうし。 トリックはどちらも嫌いじゃないんだけど、そこを説明するあたりが読みづらいなぁって。ジークフリートでも思った気がする。文体が合わないっていうより、キャラクタが合わないんだと思う。「小説の登場人物」ってしゃべりかたなんだもん。いや、小説だからいいんだけど、読者にそれを感じさせちゃだめだとおもうんだな。一作目のモモちゃんのしゃべりかたとかもそう。地の文もね。好きだけどね、モモちゃんの話のオチ。親父が最低すぎて。 読み飛ばしつつも、音楽関係でのうんちくが書いてあると、ついついYouTubeに飛んでその曲聞くじゃん。だからなかなかページが進まないんだよね。 ベルトランの『夜のガスパール』を読んでみたいと思いました。
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科学もピアノも割と好きなので楽しく読めましたが、興味ない人に瞬一郎君の薀蓄はつまらないのでは(そういう人はそもそも読まないか)。 トリックは薄々察しがつくもののちょっと変わっててまあ面白いのですが、作中の言葉を借りると私はホワイダニットに重きをおくタイプなので動機はそれでいいの…...
科学もピアノも割と好きなので楽しく読めましたが、興味ない人に瞬一郎君の薀蓄はつまらないのでは(そういう人はそもそも読まないか)。 トリックは薄々察しがつくもののちょっと変わっててまあ面白いのですが、作中の言葉を借りると私はホワイダニットに重きをおくタイプなので動機はそれでいいの…と脱力。 あ、瞬一郎君の性格は好きです。
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中編2本を収録した、2013年刊行の単行本を文庫化。 タイトル通り、ユニークなトリックを用いた殺人事件。この場合の『ユニーク』というのは、トリックとして斬新という意味ではなく、トリックに用いられた技術が『変わっている』。 『不可能アイランドの殺人』に登場したテーマパークが本当にあればいいのに……。
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読者を挑発! ヤバすぎる「絶対の完全犯罪」 不思議な現象が起こる街で奇怪な殺人事件が。(「不可能アイランドの殺人」)動物園でのピアノ・コンサートの最中に象が暴れ、飼育員が死亡した。その真相は?(「インペリアルと象」)怪事件に「芸術探偵」が挑む!
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