幸せな劣等感 の商品レビュー
各章に図解と汎用的なQ&Aがあり、新しい章では前章の要点がさらっと数行でまとめられているので、読みやすいほうではないかと。なんだかモヤッとして、今のままでよいのだろうか?と感じるとき、味方になってくれるかもしれない参考書。
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※このレビューにはネタバレを含みます
(レビュー初心者です。読みにくかったら申し訳ありません。) 本書はアドラー心理学の源流と人生への活かし方について、平易な文章で書かれています。アドラー心理学の初心者が、大枠を掴むのにおすすめです。 以下、自分の生活で使えるポイントを抽出しました。 ・自己理想と自己概念が優越の差を生んでいる。優越への追及の際、劣等感は起爆剤 として使えること(使用の心理学)。 ・自己欺瞞を使って自尊心を守り、自己防衛をしている。(例:酸っぱいぶどう) ・「自分はまだまだ未熟だ。でもそこそこ良くやっている。」(不完全の勇気) ・ライフスタイルは3つから成り立つ。 -追求する自己理想 -対人関係のつくり方 -自己、他者、世界についてのスキーマ ・人間は所属の感覚があれば安心できる。 ・感情は対人関係の良さを示すバロメーター ・感情には明確な目標と方向性がある ・私たちは社会に埋め込まれている(社会統合論) 最近アドラーの本を連続して読んでいますが、体から勇気が湧いてきます。 生き方に迷っている方(特に対人関係に困っている方)はぜひ読んでみて下さい。
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本書も、息子の中学の先生のお薦め図書。 アドラーといえば、岸見一郎が有名だが、ほかの人がどのようにアドラーを描いたのかも気になって、読んだ。 ・ドライカースの言う4つの誤ったゴール ①注目を得ようとする ②権力争いをする ③復讐する ④無能であることを示す 私たちは...
本書も、息子の中学の先生のお薦め図書。 アドラーといえば、岸見一郎が有名だが、ほかの人がどのようにアドラーを描いたのかも気になって、読んだ。 ・ドライカースの言う4つの誤ったゴール ①注目を得ようとする ②権力争いをする ③復讐する ④無能であることを示す 私たちは自分のフィクションに基づいて、まわりの人たちがこうあってほしい、こうあるべきだという期待を抱いています。… こうした期待は、自分にとっては「当然こうあるべきだ」ということであり、正しくて疑いのないものです。しかし、自分にとってどんなに正しいことであっても、それがまわりの人と共有されない限り、自分のなかのフィクションにすぎないということを確認しておかなければなりません。 このフィクションに基づいて、対人関係のなかで「相手にこうしてほしい」「こうするべきだ」という目標が立てられます。これを「仮想的目標」と呼びます。 自分の子どもに対して「あなたは、こんなふうに育ってほしい」「あなたは、このような人間になってほしい」という期待を持つのは親の自由ですが、あくまでもそれは親自身の仮想的目標です。親が勝手に考えていることですから、本当は子どもにはなんの関係もないのです。ですから、その仮想的目標どおりに子どもが育たないからといって、子どもに対してイライラしたり、叱ったりすることには意味がありません。 ただひとつできるのは、親の仮想的目標を自分の意見として子どもに伝え、子どもと一緒に目標を考えるということだけです。その場合であっても、子どもの考え、つまり子どもの仮想的目標をよく聞いて、ふたりのあいだの共通感覚を見つけることが大切です。そうしたプロセスを踏むことによって「目標の一致」ができるでしょう。 では、勇気づけるとは具体的にはどのようなことでしょうか。まず最初に明確にしておきたいことは、勇気づけとは、相手をほめたり、励ましたり、期待したりすることではないということです。ですから、相手を必ず勇気づけることのできる「魔法の言葉がけ」―そういうタイトルの本や記事が、世の中にはたくさんありますが―などというものは存在しません。… 勇気づけにはふたつの方向性があります。ひとつは自分に対する勇気づけ。自分の人生を自分自身で引き受けること、そして社会のなかで他の人と協力して生きることを決心することが、自分に対する勇気づけです。もうひとつは他者に対する勇気づけで、その人が自分の人生を自分自身で引き受け、他の人と協力して生きることを決心してもらうことです。 ・「自己受容→所属→信頼→貢献のサイクル」 自己受容するためには、不完全である勇気を持つこと。所属をするためには、不完全である勇気を持ちつつ、自分の強みを見つけること。 信頼関係をつくるためには、自分のマイナス感情が起こる仕組みを知り、相手の私的感覚を尊重しつつ、お互いの共通感覚を見出していくこと。 まわりの人の役に立って貢献するためには、自分自身を勇気づけて人生の有益な面での行動を積み重ねていくこと―。 これらのステップを着実に踏んでいくことで、私たちは自分の共同体感覚を育てていくことができるのです。 ・アドラー心理学の重要な概念 ・努力と成長のバネとして「劣等感」を使うこと ・自分が生きる方向性として「ライフスタイル」を持つこと ・幸せに生きるために「共同体感覚」を育てること
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本書も、息子の中学の先生のお薦め図書。 アドラーといえば、岸見一郎が有名だが、ほかの人がどのようにアドラーを描いたのかも気になって、読んだ。 ・ドライカースの言う4つの誤ったゴール ?注目を得ようとする ?権力争いをする ?復讐する ?無能であることを示す 私たちは...
本書も、息子の中学の先生のお薦め図書。 アドラーといえば、岸見一郎が有名だが、ほかの人がどのようにアドラーを描いたのかも気になって、読んだ。 ・ドライカースの言う4つの誤ったゴール ?注目を得ようとする ?権力争いをする ?復讐する ?無能であることを示す 私たちは自分のフィクションに基づいて、まわりの人たちがこうあってほしい、こうあるべきだという期待を抱いています。… こうした期待は、自分にとっては「当然こうあるべきだ」ということであり、正しくて疑いのないものです。しかし、自分にとってどんなに正しいことであっても、それがまわりの人と共有されない限り、自分のなかのフィクションにすぎないということを確認しておかなければなりません。 このフィクションに基づいて、対人関係のなかで「相手にこうしてほしい」「こうするべきだ」という目標が立てられます。これを「仮想的目標」と呼びます。 自分の子どもに対して「あなたは、こんなふうに育ってほしい」「あなたは、このような人間になってほしい」という期待を持つのは親の自由ですが、あくまでもそれは親自身の仮想的目標です。親が勝手に考えていることですから、本当は子どもにはなんの関係もないのです。ですから、その仮想的目標どおりに子どもが育たないからといって、子どもに対してイライラしたり、叱ったりすることには意味がありません。 ただひとつできるのは、親の仮想的目標を自分の意見として子どもに伝え、子どもと一緒に目標を考えるということだけです。その場合であっても、子どもの考え、つまり子どもの仮想的目標をよく聞いて、ふたりのあいだの共通感覚を見つけることが大切です。そうしたプロセスを踏むことによって「目標の一致」ができるでしょう。 では、勇気づけるとは具体的にはどのようなことでしょうか。まず最初に明確にしておきたいことは、勇気づけとは、相手をほめたり、励ましたり、期待したりすることではないということです。ですから、相手を必ず勇気づけることのできる「魔法の言葉がけ」―そういうタイトルの本や記事が、世の中にはたくさんありますが―などというものは存在しません。… 勇気づけにはふたつの方向性があります。ひとつは自分に対する勇気づけ。自分の人生を自分自身で引き受けること、そして社会のなかで他の人と協力して生きることを決心することが、自分に対する勇気づけです。もうひとつは他者に対する勇気づけで、その人が自分の人生を自分自身で引き受け、他の人と協力して生きることを決心してもらうことです。 ・「自己受容→所属→信頼→貢献のサイクル」 自己受容するためには、不完全である勇気を持つこと。所属をするためには、不完全である勇気を持ちつつ、自分の強みを見つけること。 信頼関係をつくるためには、自分のマイナス感情が起こる仕組みを知り、相手の私的感覚を尊重しつつ、お互いの共通感覚を見出していくこと。 まわりの人の役に立って貢献するためには、自分自身を勇気づけて人生の有益な面での行動を積み重ねていくこと―。 これらのステップを着実に踏んでいくことで、私たちは自分の共同体感覚を育てていくことができるのです。 ・アドラー心理学の重要な概念 ・努力と成長のバネとして「劣等感」を使うこと ・自分が生きる方向性として「ライフスタイル」を持つこと ・幸せに生きるために「共同体感覚」を育てること
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アドラーの考え方は、合わないかもしれないな。 もうちょっといい本を探したほうがいいかもしれない。
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精神分析学(フロイト)、行動分析学(スキナー)、認知心理学、人間性心理学(マズロー、ロジャーズ) アドラーはフロイトから独立し「個人心理学」を打ち立て人間性心理学の源流となった。 アドラーの影響=劣等感と補償→発達心理学、ライフスタイル→パーソナリティ心理学、競争から協力へ→教育...
精神分析学(フロイト)、行動分析学(スキナー)、認知心理学、人間性心理学(マズロー、ロジャーズ) アドラーはフロイトから独立し「個人心理学」を打ち立て人間性心理学の源流となった。 アドラーの影響=劣等感と補償→発達心理学、ライフスタイル→パーソナリティ心理学、競争から協力へ→教育心理学、統覚スキーマ→臨床心理学、対人関係の重視→社会心理学。 自己概念と自己理想のギャップにより劣等感となり、それを補償という努力で埋めようとする、優越の追求、創造と貢献。 ライフスタイルの最優先目標による4分類=安楽でいたい、コントロールしたい、喜ばせたい、優越でありたい。 自己受容→所属→信頼→貢献(共同体感覚) 努力と成長のばねとして「劣等感」を使うこと(自己受容) 自分が生きる方向性として「ライフスタイル」を持つこと(ライフスタイルを使って所属) 幸せに生きるために「共同体感覚」を育てること(信頼、貢献)
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下記のフレーズに勇気づけられました。 自尊心を高めるには他人と比べないことが必要。劣等感は誰もが持っているものだからそれ自体は問題ない。ポイントは劣等感を感じた時、自分はまだまだ未熟だが良くやっている。と考えること。不完全な勇気と呼ぶ。 失敗、それは失敗ではなく挑戦した結果であ...
下記のフレーズに勇気づけられました。 自尊心を高めるには他人と比べないことが必要。劣等感は誰もが持っているものだからそれ自体は問題ない。ポイントは劣等感を感じた時、自分はまだまだ未熟だが良くやっている。と考えること。不完全な勇気と呼ぶ。 失敗、それは失敗ではなく挑戦した結果である。
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アドラー心理学の実践版。そもそも前提を受け入れるのに大層抵抗があるだろうことが最大の難点か。それさえクリアすればすんなり。
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2017.3.19 出版記念講演会「現代におけるアドラー心理学の意味と実践」@早稲田大学26号館(大隈記念タワー)5階502教室
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