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海外でデザインを仕事にする の商品レビュー

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2024/10/04

【動機】海外で仕事をしていくに至った過程に興味があったから 前半は面白く読んでいたのだが、途中で読むスピードが落ちてきて、関心が薄くなってきたのに気がついた。 後半に向うにつれ、個々の「モノ」の話が多くなってきたからだろうか。もしくは、「デザイン」という言葉から、ほかのものに...

【動機】海外で仕事をしていくに至った過程に興味があったから 前半は面白く読んでいたのだが、途中で読むスピードが落ちてきて、関心が薄くなってきたのに気がついた。 後半に向うにつれ、個々の「モノ」の話が多くなってきたからだろうか。もしくは、「デザイン」という言葉から、ほかのものに関心が移ってしまったのかもしれない。 そういうことで、途中で本を置くことにした。 「海外で自営している人」を紹介している本なら、デザインに限らなくてもよかったかも。

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2023/05/03

デザインと一口に言っても、ファブリックデザイン/デジタルアート/エンジニアリング/ラボの立ち上げなど、これだけ幅広い仕事があるんだ…ということを知れる。それだけで十分面白い一冊! 複数人のデザイナーがストーリー形式で1人語りする感じなので個性が感じられる。何より、海外で今の仕事を...

デザインと一口に言っても、ファブリックデザイン/デジタルアート/エンジニアリング/ラボの立ち上げなど、これだけ幅広い仕事があるんだ…ということを知れる。それだけで十分面白い一冊! 複数人のデザイナーがストーリー形式で1人語りする感じなので個性が感じられる。何より、海外で今の仕事をするに至るまでのプロセスや苦労、そしてやりがいを生の声で聞けるのは良い。

Posted byブクログ

2020/11/13

色んなデザイナーのキャリアケースが載っていて、聞きたかった話をインタビューしに行ったような感じでよかった! なぜその決断をしたのか、どうしてそうなったのか。各デザイナーの生い立ち、思考や成り行きもそれぞれでおもしろかった。 最後のデザイナーの方はわりと初めからスケールが違うなあと...

色んなデザイナーのキャリアケースが載っていて、聞きたかった話をインタビューしに行ったような感じでよかった! なぜその決断をしたのか、どうしてそうなったのか。各デザイナーの生い立ち、思考や成り行きもそれぞれでおもしろかった。 最後のデザイナーの方はわりと初めからスケールが違うなあと、圧倒されたけど、そうやって強く生きていく術を垣間見た気がした。

Posted byブクログ

2020/07/12

長田さんが載っていて驚いたが、中国での活躍・苦悩の様子はもちろんのこと、中国のデザイン前進に貢献するという気概が素敵で印象的。 ほかにも、同世代のデザイナーたちが、米国で認められよう・仕事を手に入れようと奮闘したり、北欧の多様性を尊びデザイナーを育成しようとする風土を感じながら...

長田さんが載っていて驚いたが、中国での活躍・苦悩の様子はもちろんのこと、中国のデザイン前進に貢献するという気概が素敵で印象的。 ほかにも、同世代のデザイナーたちが、米国で認められよう・仕事を手に入れようと奮闘したり、北欧の多様性を尊びデザイナーを育成しようとする風土を感じながらのびのび仕事をしていたりするのは、どちらも格好いいと思った。 またたとえば「日本では残業をしてでも質を上げれば評価につながるようなところがあるように思うが、ドイツでは決められた時間内に質のアウトプットが出せるかどうかが評価の対象になっているように感じる。」(p.159)ともあるように、働き方に関しても学びがありそうだ。 それから、新興国に関していえば、ガーナの制約あればこそのジャンプアップ(leapfroggingともいえるものか)や、ベトナムの、何としてもモノを形にしなければだめだというマインドも印象深い。意見を語り提案をだすだけでは意味がないのだ。口ではなく手で取り組む面白さと緊張感もありそう。 迷ったら困難な道を行けとも書かれている(p.95 ※1)。何だかんだ言って、刺激にあふれた生活が楽しく仕方ないとも書かれている(p.247)。 ※1  You can't connect the dots looking forward. You can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future. -Steve Jobs 海外に向かってみなければと思わされる、気持ちよい一冊。

Posted byブクログ