落語に花咲く仏教 の商品レビュー
再読。落語メインというよりは、日本の芸能全般と仏教との関係性の論考。全く知識がないと、しんどいかもしれない。本書で紹介される噺を追っかけていくのも面白い。
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最後に付録としてついていた「お座参り」 どうしても声に出してみたくてやってみた。 落語を声に出してみるのは初めてだったが、とても面白かった。大阪弁が心地よく(自分が口にするのも、それをまた耳から聞くのも)、大阪弁のアクセントを身につけている自分がうれしかった。 この経験だけでも、...
最後に付録としてついていた「お座参り」 どうしても声に出してみたくてやってみた。 落語を声に出してみるのは初めてだったが、とても面白かった。大阪弁が心地よく(自分が口にするのも、それをまた耳から聞くのも)、大阪弁のアクセントを身につけている自分がうれしかった。 この経験だけでも、この本を読んで良かった。 以上のことは、この本の感想としてはズレてるようだが、どうしても先に書いておきたかった。 この本にも書かれている通り、釈先生は「落語と仏教」をテーマに相愛大学で講座を持っておられる。ありがたいことに一般に公開されている。 その講座に1年通った私(事情が許すならもっと通いたかった)としては、そこでお聞きした内容も重なり、復習にもなり、とても面白かった。「落語と仏教」を重ねて論じられるなんて、釈先生ならではだ。 大阪のお近くに住んでおられる方は、ぜひ大学の後期に開講されている講座に参加されることをオススメしたい。四代目春団治襲名の決まった桂春之輔師匠とで担当されていて、釈先生の講義、春之輔先生ご推薦の落語家による実演、春之輔先生のお話という豪華3本立て。 爆笑しながら、勉強できる。 春団治師匠を毎週見られるというミーハー心も満たされる。 ここで私が宣伝したところで、何の役にも立たないような気もするが、ホントにオススメです。 この本は、今年の河合隼雄賞を受賞した。 釈先生、おめでとうございます。 と、こんなところで言っててもなぁ…私…
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