世界が若かったころ の商品レビュー
ジャック・ロンドン、名前は聞いたことがあった。だいたい古典的作家さんの本は、分厚く文字も小さいと決め込んでいるので避けてきましたが、これは「ショートセレクション」ということで手に出しました。7篇の短編が収録されてますが、どれも「人生…」と考えさせられました。この「ショートセレクシ...
ジャック・ロンドン、名前は聞いたことがあった。だいたい古典的作家さんの本は、分厚く文字も小さいと決め込んでいるので避けてきましたが、これは「ショートセレクション」ということで手に出しました。7篇の短編が収録されてますが、どれも「人生…」と考えさせられました。この「ショートセレクション」シリーズなら苦手意識を持っていた西洋古典作家に親しめるかも。
Posted by
極寒のアラスカと容赦ない自然に争う生命力 疲れた現代人には、ジャック・ロンドンの沸る野生の本能が必要
Posted by
海外文学ブックガイドを見てこの本を読みました!読みやすくておもしろかったです!寒い地域を書いた作品が得意なのか…私まで凍傷になるんじゃないかと思う描写で読みいってしまいました。 この本!シリーズが沢山あることにびっくり! 次はディケンズショートセレクション読んでみたいです。
Posted by
ジャック・ロンドンはじめて読んだが、 その多岐にわたるジャンルにびっくり。 アラスカ原住民や北朝鮮、カリフォルニアの広大な森なんかも登場する。 特に「たき火」の雪の寒さに凍てつく様子がとにかくリアルで、自分の指先や足先の感覚もなくなってるんじゃないか?なんて思うほどだった。 恐...
ジャック・ロンドンはじめて読んだが、 その多岐にわたるジャンルにびっくり。 アラスカ原住民や北朝鮮、カリフォルニアの広大な森なんかも登場する。 特に「たき火」の雪の寒さに凍てつく様子がとにかくリアルで、自分の指先や足先の感覚もなくなってるんじゃないか?なんて思うほどだった。 恐ろしいほどの寒さ、死が近づいている瞬間。 とにかく怖かったけど、命を感じた。 「命の掟」も短いながら読み応え十分。 他の作品も読んでみよう。
Posted by
ジャック・ロンドン(米) 「世界が若かったころ」ビジネスマンのウォードは,原始的な力が目覚めたと感じる。ある夜,棍棒を振り回し,裸足で巨大な灰色グマに立ち向かっていく。
Posted by
ジャック・ロンドンって芥川の随筆のくだりでボクシングってイメージがあったんだけども、多岐に亘るジャンルで書いてたんだな・・・
Posted by
短編集。 初めて読む著者で、作風も全く分からなかったが、意外と楽しめた。 表題作が○○○○ものとして良い出来。 「キーシュの物語」「マーカス・オブライエンの行方」も好き。
Posted by
ジャックロンドン、おそらく始めて読んだが、ゾクゾクする感じの面白さ。 「たき火」は恐ろしくなって、途中で読めなくなった。 「命の掟」は息子の視点と親父の視点、両方が頭の中でグルグルしながら読んだ。悲しいような、清々しいような。
Posted by
理論社の世界ショートセレクションの3~極寒の地で人を追っていると言う男をもてなし、実は追われている、その追っ手の行動を妨害する。夜は原始のチュートン人、午後は現代のアメリカ人という二重生活をする富豪は、結婚式の夜、敷地に迷い込んできた巨大な熊と闘う。名狩人の父を失った少年がホッキ...
理論社の世界ショートセレクションの3~極寒の地で人を追っていると言う男をもてなし、実は追われている、その追っ手の行動を妨害する。夜は原始のチュートン人、午後は現代のアメリカ人という二重生活をする富豪は、結婚式の夜、敷地に迷い込んできた巨大な熊と闘う。名狩人の父を失った少年がホッキョクグマを倒す方法は、クジラのヒゲを油で固めて小さなボールにして喰わせる方法だった。マイナス60度の気温の中、川の薄氷を踏み抜いてしまった男は焚き火に失敗し、付いてきた犬は見捨てて駆け出す。公金を横領した朝鮮の官僚は、王に献上する鼻を持つ地方の富豪を脅し、十万湣の金を手に入れる。金鉱を掘り当てた男はウィスキーを飲まされて危うく騙されるところだったが、酔っ払ってボートに乗せられユーコン川を2週間掛けて下り、ベーリング海で救助されて、サンフランシスコで禁酒主義者として有名になる。アラスカの現地民は死期の迫った人を残して次のキャンプ地に進むのが掟だ~生没年が1876-1916。アメリカ人のジャック・ロンドンはゴールドラッシュのクロンダイクへの金鉱探しで極寒の地での越冬を経験
Posted by
まあ、子ども向けだから、いいのか。ジャック・ロンドンの短編ならもっといいものもあると思うが。 子どもには「キーシュの物語」なんかは、面白いだろうけど、「命の掟」より「生への執着」が名作だし、「水の子」も中学生でも楽しめると思う。 ヨシタケシンスケ、今大人気だし、絵から入る子どもも...
まあ、子ども向けだから、いいのか。ジャック・ロンドンの短編ならもっといいものもあると思うが。 子どもには「キーシュの物語」なんかは、面白いだろうけど、「命の掟」より「生への執着」が名作だし、「水の子」も中学生でも楽しめると思う。 ヨシタケシンスケ、今大人気だし、絵から入る子どもも多いからいいのかもしれないが、ジャック・ロンドンはハードボイルドなのに、ヨシタケシンスケじゃあゆるすぎ。ヨシタケシンスケの世界を期待して読んだらがっかりしてしまう。まったく違うから。訳も悪くはないけど、柴田元幸で読んだ人には優しすぎる。「たき火」って、垣根の曲がり角のほのぼの系みたいじゃないか。やっぱり「火を熾す」じゃなきゃ。 これは7篇入っていて、『火を熾す』とダブるのは3篇だけど、中学生以上でそこそこ読める子どもなら柴田元幸訳の方がずっといい。『火を熾す』は9篇入って2100円だけど、装丁の美しさ含め、絶対おすすめします。
Posted by
- 1
- 2